NFTのクリプトパンクス(CRYPTOPUNKS)はなぜ人気で値上がりする?
NFTの業界では知らない人はいないくらい超有名なNFTコレクションのCRYPTO PUNKS(クリプトパンクス)に関してわかりやすく解説していきます。
今回の記事では2つのことについて書こうと思います。
1つはクリプトパンクスとは何か?、2つめになぜ人気なのか?です。
クリプトパンクスとは?
まずクリプトパンクスとは何か?ですが、Larva Labs(ラルバラボ)が生み出したNFTです。
Larvaはラルバと言い、幼虫と言う意味です。じつはこのLarva Labsが出しているNFTはCRYPTO PUNKS(クリプトパンクス)だけでなく、他のものも現在はあります。
こちらがOpenseaで見たLarva Labs(ラルバラボ)です。CRYPTO PUNKS(クリプトパンクス)以外にも3DキャラクターのMeebitsというNFTもローンチしています。
わたしも最近戸惑うのですが、CRYPTOPUNKS(クリプトパンクス)だっけ?CRYPTO PUNK(クリプトパンク)だっけ?という件ですが、どうもどちらも正解のようです。
例えば、こちらの「CryptoPunk #3100」ですが、コレクションの名称は「CryptoPunks」となっています。なので細かいことをいうとNFT自体は「CryptoPunk」、コレクションは「CryptoPunks」なのである意味でどちらも正解です。
それでクリプトパンクスって何かというと公式に書かれている説明には以下のように書かれています。
書かれている内容としては
(1) クリプトパンクスは2017年に10,000アイテムをローンチした。
(2) ERC-721
(3) ニューヨーウタイムズ、クリスティーズ、アート・バーゼル(マイアミ)、PBSニュースアワーなどで紹介された
といったことが書かれています。
現在2022年で、NFTが注目され出したのが2021年4月頃だったと思います。
そのはるか前の2017年にNFTを出していたのは相当早くからやっており、どうもローンチ当初には無料で配布されていたようです。
クリプトパンクスは24x24のピクセルアートであり、ひとつずつが表情とか色とかが異なっているそうです。中には人ではなくエイリアンやゾンビみたいな肌の色のNFTもいます。
あとその頃はイーサリアムのガス代も低かったのでいいですが、現在のような高騰した状況で1万ものNFTをERC-721で作るのはほぼ不可能です。手数料だけで5,000万円とか掛かってしまいます。
以前はクリプトパンクスが取引量ナンバーワンのNFTという印象でしたが、現在ではBored Ape Yacht Clubが1番のようです。
なおクリプトパンクスの取引ボリュームは18億ドルとなっています。
なぜクリプトパンクスは人気で価格が上がるのか?
クリプトパンクスがなぜ人気か疑問に思う人も多いと思います。そもそもパンクスというのはマイノリティー、インディーズのイメージがありマイナーな存在です。
そのことからパンクスだからよかったというような印象は無いと思います。
どこかで聞いた情報だと「世界で初めてAIで1万体を作成したNFTアート」であることが貴重のようです。やはり世界ではじめてというところに価値があるようです。
また最初のころにGiveawayをしてファン、フォロワー、認知度を高めていったのが価格の上昇につながっていると思います。
現在ではクリプトパンクスの二次創作も多く出てきています。似たようなピクセルアートも多くあります。
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