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OpenSea と COMAS 両方に出品した NFT コレクションについて考えてみる

今回は、NFT なのに同じコレクションを複数の NFT マーケットプレイスに 出品してよいの?という疑問について私なりに考察してみました。

まず最初に、実際に私の NFT コレクションを少し紹介させていただきます。
こちらが私が運営をしている NFT「クリプト戦機シリーズ」になります。

■公式サイト


Crypto Robot Souls / OpenSea
https://opensea.io/collection/crypto-robot-souls-nft

画像2

クリプト戦機 / COMAS 
https://comsa.io/account/CryptoRS

画像3


ご覧のように同シリーズの NFT コレクションを OpenSea と COMSA 両方に出品しています。※ちなみに、OpenSea と COMSA で「まったく同じ画像」というものは出品していません。(背景を変える等、必ず変更を加えています。)

イメージとしては、簡単に説明するとポケ〇ンの赤と緑のようなイメージが近いです!マーケットプレイスによって登場する戦機のデザインが違う、といったコレクションになります。ただ、一部のキャラクターに関しては、背景の色違いでどちらにも登場している戦機もいます。今後の方針としては、基本的に同じデザインの戦機は片方のマーケットプレイスにのみに登場させる予定です。

そして、マーケットプレイスが異なるということは、イラストの見た目以外にも、2つのコレクション「Crypto Robot Souls」と「クリプト戦機」では異なる点もあります。その違いについても簡単にご説明します。

基本的にはコレクションという意味ではどちらも同じコレクションになりますが、技術的な部分などでは下記のような違いもあります。
※トークンを使って様々なことが出来るようになった際には、今後、さらに使い方に違いが出てくる可能性もあります。

Crypto Robot Souls / OpenSea


■利用ブロックチェーン:
イーサリアム/ポリゴン
■NFTの特徴:
画像はブロックチェーンの外にあり、ブロックチェーンには画像の場所を示した情報が刻まれている(※私のコレクションの場合)
■良い点:
ポリゴンでのエアドロップが簡単で楽しい!
■使いにくい点:
イーサリアムの場合ガス代が高い!

クリプト戦機 / COMSA


■利用ブロックチェーン:
シンボル
■NFTの特徴:
オールオンチェーン
画像情報もすべてブロックチェーン上に刻まれている
■良い点:
とにかく技術に詳しくない人も一緒に巻き込んで楽しめるところ!
■使いにくい点:
検索で見つかりにくい!


違いや所感についてはざっくりですがこのような感じです。
個人的には、COMSA で誰もが簡単に オールオンチェーン の NFT を発行できるのは画期的だと思います!
また、この違いは、あくまで私のコレクションの話しになります。
※OpenSea はあくまでNFTのマーケットプレイスであり、例えば CryptoPunks の場合、画像データはイーサリアムのスマートコントラクトに埋め込まれているようです。
このあたりに詳しく載っています。
https://jp.cointelegraph.com/news/cryptopunks-nft-art

OpenSea と COMSA も プラットフォームは違えど(利用しているチェーンも違えど)、提供しているものは同じように NFT になります。
※COMSA は NFTマーケットプレイス という立ち位置の役割だけではなく今後様々な展開もあるようです。

どのプラットフォーム(ブロックチェーン上に) NFT を発行すればよいのか、という点については、私は、いまは純粋に「マーケットが違う」という感覚でとらえています。
マーケットが異なれば、ユーザーもターゲットも変わってきます。

コレクションの価値を上げるためには、まず世の中に「認知」される必要があると思っています。
その為には「露出」の機会を増やすことも大切だと思います。
チャネルが増えればその分、届く層も増えるはずです。

そのため、冒頭の「NFT なのに同じコレクションを複数の NFT マーケットプレイスに 出品してよいの?」という疑問に対しては、

ユニークな画像であれば、違うブロックチェーン上に同じコレクションを展開することは認知度の上昇により、結果としてコレクション全体の価値向上につながる のでは?と判断しました。

実際に、COMSA に出品してから、 OpenSea 側のコレクションにもオーナー様が増えました

ただし、2つのチェーンで同じコレクションを展開することについては、気を付けなければいけない点もあります。

もちろん、買って頂いた方は、その画像が1点物だと思って買ってくださっています。そのトークンにつく付加価値に期待されていることもあるでしょう。なので、その気持ちを壊すことがないように配慮していく必要があると思います。

コレクションの価値を上げる、という部分と、すでに買って頂いた方への信頼を裏切らない、ということの両方のバランスを取ることが大切だと思っています。

今後、私のコレクションでも、NFT がただの画像のやりとりではなく、トークンを使っていろいろなサービスを展開出来るようになった際には同じコレクションでも大きな違いが出てくるかもしれません。

今後、異なるブロックチェーン間を横断してNFTを閲覧/売買できるプラットフォームが出来た際には、「すべての戦機が一堂に会する」なんてこともあるかもしれません。そうなるとまた更に面白くなりそうです。


ということで、私なりに考察した点を書いてみました。

私自身、ブロックチェーン技術や NFT に精通しているわけではありませんので、間違った知識や表現、解釈をしている点がある可能性もあります
もし間違った点、気になる点がありましたら、その点、ご指摘頂けますと嬉しいです。

最後になりますが、少し宣伝をさせて頂きます!

COMAS の 「クリプト戦機」 は、COMAS ローンチ初日からコレクションを発行しているフルオンチェーンのコレクションになります!

どうぞ宜しくお願いします!

物語は、まだ始まったばかりー




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