見出し画像

200歳まで生きるということ!

遅ればせながら今年の話題作、拝見しました。
TOP画像でお分かりのように「成瀬は天下を取りにいく」です。

コロナ渦やSNSが作品中にも描かれておりまさに令和のライトノベルって感じであっという間に読み切りました。
でも読み終わった後に何とも言えない清涼感と、そしてタイトルでもある「200歳まで生きる」というフレーズがとても心に響いてます。

200歳まで生きるとなると、100歳が折り返し地点!
それを思うだけでも痛快です!

思い起こせば40才の誕生日。
妻子が私の誕生日を祝ってくれたのですが、思秋期の私はとてもそんな気分にはなれずふさぎ込んでいたのを思い出します。
この日の前に「成瀬あかり」に出会えていたらもう少しは潔いおじさんになれたのかもしれないなぁと思います。

それに滋賀県をテーマにしているのが嬉しすぎる。
(注:滋賀県出身ではありませんがもぐさの里、伊吹山リスペクトで滋賀県応援してます)

てっきり本屋大賞を受賞していたとばかり思っていた万城目学さんの「偉大なるしゅららぼん」を彷彿させ、本当に一気に読み進め『本』の楽しみを久しぶりに感じられた作品でした。

まだ読んでない方はぜひ!