全国のはり・きゅう助成制度比較
千葉市にははりきゅう助成制度があるんですが、隣接する佐倉市や八街市の患者さんでも適応できることが判明しました。
また同じく隣接している市原市や四街道市にはこの助成制度そのものがないことを知り興味が湧いてきました。
というわけで暇な自営業者の山しょうは全国はりきゅう助成制度を一覧にしてみました。
元データは公益社団法人 鍼灸マッサージ指圧師会(令和元年7月更新版)を参照してみましたが、千葉県と愛媛県は最新版も確認して修正してあります。
まあ千葉県は山しょうの地元だからという理由ですが、愛媛はなぜに??と思われることでしょう。最後にリストアップした一覧をみていただくとその理由がわかると思います。
一覧を作成してわかったのは、見事なまでに市町村まかせというか全国でこんなに違いがあるの?って感じです。
もちろんこの制度自体を使っている市町村が一つもないという県があることに驚かされました。
岩手・宮城・新潟・富山・長野・山梨・愛知・三重・和歌山・奈良・島根ではまったくありませんでした。
ざっくりと言えば西高東低、地方で充実し大都会ではあまり制度化されていないという印象です。
助成制度のある市町村の平均像としては年12回(月1回)✖1000円で助成総額12000円くらいと思われますがすごいのは「愛媛県」
なんと年間助成額が10万円を超える市が宇和島市・八幡浜市・大須市がリストアップされます。
伊予市においては20万円越え!!
これは何かの間違え出ないかと詳しく調べましたが公益社団法人 愛媛県鍼灸マッサージ師会のサイトに2020年10月更新とされてましたので間違いなさそうです。
では四国は全般的に充実しているのかというとそうでもなくお隣の徳島県では24市町村のうち徳島市のみ、香川県の17市町村でも三木町だけしか助成制度が利用されてないのです。
ちなみに愛媛県は20市町村中19の市や町で手厚い助成制度が導入されていました。
こうした差はどうして生じるのでしょう??
国民健康保険被保険者や高齢者医療被保険者が地域によって、隣り合う市町村でこんなに違うって妥当なことなのでしょうか?
ある市では全市民を対象にしていたり、隣の町では70才以上でないと使えない、、その隣の市では制度そのものさえない・・・
ぜひこの一覧を鍼灸師の方々にもじっくりと見ていただきご感想ご意見が聞きたいです。noteにコメントいただけると励みになります。