親を“家”で看取る・・・ということ
ちょっと前に在宅死についてnoteに私見をアップしたばかりですが今週水曜のNHKあさイチでこのテーマが取り上げられていました。
50~60代以上の方々にはとても関心の高い問題かと思いますが、NHKの自宅での看取りは避けられないこともしくは理想的なもの、そのための知識や技術などのノウハウを知っておきましょう・・・的な報道のような気もしました。
なんだか厚労省の地域包括ケアシステムの陰テーマにまんまとはまっているような気がするからなんでしょうか。。
とは言っても2040年を迎えるにあたり急速な多死社会となるわけで、同時に人口減少も進むという状況では致し方ないかもしれません。
昨年まで大きな影響を与え続けたcovit-19の大流行。
これによる病院での面会制限が、看取りの場として在宅が進んだ大きな要因であり、在宅での看取りをサポートする支援体制が官民挙げて急ピッチで進んだのもケガの巧妙。
またcovid-19は葬送儀礼についても大影響を与え、バブル期にみられたセレモニーホールでの大規模通夜や、高額な戒名料、僧侶による葬式、また四十九日、お盆、一周忌といった法事についての国民の意識も大きく変わったといえるでしょう。
先のあさイチ内でも看取りの代行業者の紹介もあり、これからは国挙げてこうしたサポートも進めていく、一部の地方自治体ではすでに導入し始めているとのことでした。
いろいろな思いが逡巡する番組ではありましたが、今回、出演された介護サポーターの高口光子さんの明るい、それでいて経験に裏打ちされた解説やアドバイスはとても光りました。