第13回 市民お灸サークル報告
昨日、11月後半の灸友会開催されました。今回も見学者2名とのことで輪読会後はお二方のお困りごとを聞いてその症状にあったセルフ灸あの仕方を提案してみました。
お一方は利き手の親指の付け根(CM関節)部痛でした。
「整形外科に行っても薬が処方されるだけで・・・」とご不安な様子。
手び練りで8部灸をCM関節にそって3か所ほど3壮づつ据えたところ痛みが軽減され驚かれてました。
高齢化社会となり年々、変形性関節症で関節痛に悩む方は急増していると思います。
もちろんロキソニンなど鎮痛剤をのめば一時的には楽になりますが、やはり腎臓への負担など考えると毎食後の服用などは不安になりますよね。
そんな時、セルフ灸は手軽で、薬物療法と併用すると良いと思います。
もう一方は喉のつかえ、かすれ声(嗄声)がお悩みポイント。
耳鼻科もかかられているけど変化が実感できないとのお話です。
天突(のどの一番凹んだ所)にこれまた八部灸。
そのあとにセルフケア用にスモークレス灸を2壮ほど友人に据えてもらいました。
スモークレス灸を据えている途中から話し声が変わり始め、友人も本人も喜色満面!
「効果としては30分くらいしか持たない」ことお伝えして、その喉が温まって声が出しやすくなった時にストローブクブクで声帯を鍛えるトレーニングもアドバイスしました。
お二方とも浦安の遠方からお越しとのことで、灸友会には参加しづらいとのことでしたがお灸ファンが一人でも増えてくれたならもくさJAPANな私としてはやりがいあったと思ってます。(^▽^)/