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いよいよスタート!武蔵野美術大学とのコラボレーションによる根津リサーチ

今年も、根津を舞台にした武蔵野美術大学とのコラボレーションプロジェクトが始まります。このプロジェクトは、大学のカリキュラムの一環として、学部生と大学院生がチームを組み、根津の街を実際に歩き回り、感じたことをリサーチし、作品化するという取り組みです。9月10日から正式に地域に入り、活動を開始します。


地域を感じる、対話する、そして作品化する


このプロジェクトでは、学生たちが根津の地域に足を運び、街の雰囲気を肌で感じながら、住民とのヒアリングや対話を通じて、根津の歴史や文化、日常生活の中にある魅力を深く掘り下げます。これらの活動を通じて得られたインスピレーションをもとに、地域に根ざした作品を制作し、根津の新たな一面を引き出すことを目指しています。

宮本常一の民具取集活動からプロジェクトとの関わりを紹介しています

リサーチスケジュールの概要


今年のリサーチ活動は以下のように進行します:

9月10日:根津地域でのフィールドワークが正式に開始されます。学生たちは、地域を歩き回り、住民との対話や観察を通じて、根津の風景や日常生活に潜む「アート的な存在」を発見していきます。

9月中旬〜下旬:学生と住民が参加する写真ワークショップ「オブザ下町」を開催します。写真家や地域デザイナー、民俗学者とともに、根津の街を探索し、撮影した写真を通じて地域の魅力を再発見します。ワークショップのサポーターとして、Gottingham(写真家)、加藤幸治先生、若杉浩一先生などの専門家が参加します。

10月初旬:フィールドワークの結果を中間発表としてまとめ、地域の住民と共有します。この発表では、リサーチを通じて得られた気づきやアイデアを地域の皆さんに報告します。10月下旬〜11月初旬:「そのもの美術館」というテーマで、フィールドワークの成果を基にしたアート作品を展示します。この展示では、学生たちが感じ取った根津の魅力を、地域の皆さんと一緒に再発見しに行きます。

地域と一体となったプロジェクト

今年の活動は、根津の皆さんのご協力が不可欠です。学生たちとの対話やワークショップへの参加を通じて、根津の文化や魅力を再発見し、一緒に素晴らしい作品を作り上げることを楽しみにしています。皆さんもぜひ学生たちと交流し、根津の新たな魅力を共に感じていただけると嬉しいです。


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