SoD, 第11章、城へ入る階段(ドラゴンの首)にて、グリントは母に呼びかける
<ドラゴンスピア城入口にて。瓦礫に埋まった正面門のかわりに城への出入り口になっているのは天井の穴。そこへ行くには、巨大なドラゴンの骸骨を階段代わりに登ることになる>
(死んでから何十年も経つ*にもかかわらず、この城にのしかかったレッド・ドラゴンの残骸は、なお猛威を十分に感じさせる)
グリント
「僕はドラゴンの骸骨を踏んで上がったんだ。ああ、母さん、僕のこの姿をひと目見せたかったよ!」
*ドラゴンスピア城が邪悪な魔術師とそのあやつるドラゴンたちの猛攻を受けて落ちたのは、これより80年ほど前のこと。ここ参照。