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【20190622】物理の重さ、電子の軽さ【雑記】

 私は趣味界隈において電子書籍という媒体をいまだに利用していませんでしたが、そろそろ運用を考えています。

 これまでは書籍はすべて物理媒体で購入して読んでいたのですが、私は本質的にものぐさであり、溜まりつづける購入物の管理がロクにできないということが最近わかってきたためです。捨てたり売ったりすることも中々できない。
 物理的な所有物の多さを、ある種のステータスのように考えていた時期もかつてはありました。オタクの自宅は本で埋まっているものだ、というステロタイプ。そういう時期に身に着けた習慣をいまだに引きずっている形です。管理もできないモノばかり増やすことには何の意味も無いことは明白なので、いい加減脱却したい。

 管理や処分ができないという懸念から、最近は「興味本位で手に取る」という形での購入が少なくなっていましたが、やはり新奇性のあるコンテンツに触れる体験も大事にしていきたい。そういう目的でコンテンツ収集をする場合、物理媒体のもつ「物理的な存在感」という性質は、無用な重荷でしかないように思います。思い入れのあるコンテンツならば、物理的に所有することにも一定の価値を見出せるのですが。

 目的に応じて適切な媒体を選ぶ、という意味で、今後は新鮮なインプットを得るために電子書籍を活用できるといいなと考えています。

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