「ねづくりや」のこれまでvol.2
さよならねづくりや
様々な形で根津のまちに賑わいを生んだねづくりや。しかしその営みは、約2年で終わりを迎えます。建物の老朽化によって、ねづくりやの取り壊しが2021年の1月に決まったのでした。
解体は前々から決まっていたことでしたが、メンバーを含めたくさんの方々がねづくりやの終了を惜しみました。
解体の日を前に、ねづくりやは最後のイベントとなる『えんとふち』を開催。家全体を使った作品展示や、メンバーによるモツ煮の振る舞いなど、約2年間の歩みを振り返る映像や写真の数々とともに、皆さんに感謝とお別れを伝えました。
会場で上映した「ねづくりやドキュメンタリー」↑😢
イベントには、今まで関わってくださったたくさんの方がお越しくださいました。寂しいけれどこれが最後。一瞬一瞬を噛み締めました。
ねづくりやでの暮らしを終えて
「終わってほしくない」「壊さなくてもいいのに」そういった声を、本当にたくさんいただきました。最後のイベントを通して、改めてたくさんの方々に愛された場所だったんだなと実感しました。
建物や暮らしには、必ず終わりの時がきます。古き良き何かを、そのままずっと維持し続けることは非常に難しいことです。
今あるものはもちろん大切にしながら、生まれては無くなっていく、人やまちの変化に気づき、その記憶を新しい何かへと継承していくことも、これからは重要であると思うのです。
そういった長きにわたる想いの積み重ねの中に、どこか懐かしい本当の豊かさが隠れているのかもしれません。ねづくりやでの暮らしは、そういったことをめいいっぱいに感じた2年間でした。
繋がっていく想い。
新・ねづくりや開店!!
ねづくりやは、そこに住んでいた私たちをはじめ、関わった様々な方々と共に、最後の時を迎えることができました。
その想いは消えることはなく、次々と新しい何かへと繋がっています。
2021年3月、ねづくりやが壊された空き地では『アキチノキチ』という、食と遊びのイベントを開くことができました。イベント期間中は、ねづくりやでもお世話になった方々がたくさんお越しくださり、これまでとは違った形で、再び賑わいの場を生むことができました。
最終日は本当に大盛り上がり!
そして、2021年春に『ねづくりプロジェクト』が本格始動。ねづくりやの住人だった鶴元と金光に加え、大学や企業の協力のもと、新しい挑戦を始めます。ねづくりやの記憶、人と人との繋がりは、このように形を変えながらも、着実に紡がれていっているのです。
(プロジェクトについては上の記事をチェック!)
そしてそして、プロジェクトの取り組みのひとつとして、ありがたくも再び同じ場所で、新しい『ねづくりや』が開店します!コンセプトは「まちの学び舎」。食と人が出会う、台所のような温く賑やかな場所を目指します。オープン日は2022年2月です!
私たちは、旧ねづくりやでの暮らしを忘れることなく、新しいものへと繋いでいきます。ねづくりプロジェクトや新しいねづくりやを通して、これからどんな賑わいを生んでいけるのか、ワクワクです!💪✨
ねづくりやのこれまで、読んでいただきありがとうございました!
新しいねづくりやも、どうかよろしくお願いします!☺️
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