合唱部時代のアレコレ
最初の投稿で記した通り、私は高校時代に全国上位常連の合唱部に所属していた。
その名も「千葉県立幕張総合高等学校合唱団」である。野球に例えるならばあの大阪桐蔭高校のような位置づけだ。
合唱部なのになぜ団なのかって?
これには深い理由がある。
幕張総合高校は、私が生まれた1996年以前は幕張西、東、北の3校に分かれており、それらが統合して現在の幕張総合高校があるためだ。
幕張西高校の旧音楽コースがその流れを汲んでいる。
私は2012年4月に入学・入団し、2015年3月に卒業・卒団した。
同合唱団は2012〜2014年のNHK全国学校音楽コンクール(以下Nコン)全国大会で3年連続金賞(1位)、3連覇を果たしている。
語弊を恐れずに申し上げると、私はその中で1年から万年レギュラーを張っていた。
Nコンのメンバー争いは熾烈なものだ。
定員40名に対し、当時は100人近い団員がいた。
単純計算で2.5倍の倍率だ。その中で1年生がメンバー入りできる確率はさらに低い。
メンバーオーディションは、顧問の先生お2人と前年度の各パートリーダーの先輩4人の計6人の前で1人ずつピアノなしで課題曲の指定部分を独唱する形式だ。
強豪中学上がりの同期が次々とメンバー入りする中、私は未経験ながらメンバーに入ってしまった。笑
意外な才能を見つけた瞬間であった。
幕総合唱団での3年間では色々なことを学ばせていただいた。
顧問であった恩師から教えていただいたことは今も人生の指針となり糧となっている。
恩師に出会えていなかったら私はどうなってしまっていたのだろうと思いを巡らせることが多々ある。
今は精神的・金銭的に余裕がなくなり合唱から離れてしまっているが、また余裕を作って再開したいと思っている。
とにもかくにも、幕総合唱団での3年間がなければ今の私は確実になかったと言い切れる。
それくらい大きな財産だ。
今回はちょっと短めに。(786字)
2025.1.4 ねずくん