ボサノバ
なんとなく フラつくような 歌い方の
アストラッド・ジルベルトが好きで
疲れているときはボサノバを聴く
フライミートゥザムーンを
ハーモニカで吹こうと思うと
4番穴ベントと6番穴ベントを綺麗に出さないと
できない
次々難易度の高い曲をやりたがるので
先生に呆れられ
やるならやったら、、、、、とハーモニカ譜をくれる
ときはまだ良い方
この曲はすごく苦労した
特に稽古の日は緊張して 胃腸の具合まで悪くなる
レッスンは30分
練習は10日間
毎日1時間以上 やる気が出ないときは 思い切って
近くの川へ行って音を出す
とにかく出す
それでも先生の前へ行くと 息が詰まって
音が下がらず
「また出ませんでしたね」
と きびしい
そして先生の音は限りなく正確で美しい
顔色変えずに 口の形も変えずに
スーッと音が出る
そしてボサノバでやりたいというと
また 微妙なリズムの揺れが無理と言われる
私はその時だけ 素直にそうですかと頷き
レパートリーとして地域の夏祭りで演奏した
もちろん死ぬほど 緊張したけど、、、、、