シャッフル問題とイカサマについて【Part2】
今回も仕事上がりからの2時間クオリティです。
誤字脱字には寛容にお願いします。
前回のあらすじ
・ファローで折られた…→カードもスリーブも消耗品で有ることを自覚しよう!でも折られたら流石にね…(弁償)
・ファローシャッフルって意味あるの?→めちゃくちゃ意味あるよ!
・ファロー苦手なんだけど…→小分けにして小さい束でファローすると良いよ!
今回の悩める子羊
今回取り上げるのはこちらの方。
今回は問題児晒しというよりスリーブっていうモノの性質を正しく認識してもらいたいのと、ファローシャッフルに敵意をむき出しにしている謎の界隈の撲滅が目的です。
みんなも綺麗なファローシャッフル、しよう!
ファローシャッフルによりスリーブを裂かれたとのこと。
これは前回の「カード折られた」と同じ、遊びに使用するものは全て消耗品であるという点をしっかり考慮するべきですね。
当然、スリーブとカードでは全然性質(材質ではなく商材として)が違うので完全に同列には語れませんが、ある程度同じ認識を持てる部分があります。
【確認ポイント】
・カードもスリーブも消耗品
さて、ではカードとスリーブの違いは何でしょうか?
まあ、考えるまでもなくスリーブはカードを保護するための物なので、
カード>スリーブ
ということです。(例外はあるが、基本的にはこう)
同じ消耗品でも、序列があるというわけですね。
では、スリーブを高額にしたらどうなるか?
結論から言えばどんなに高級なスリーブだろうが消耗品は消耗品です。
例えるなら超高いスニーカー履いてるからって運動会は免除にならないし、他の人が走って土煙が舞うのを止めさせろと言うのはお門違いで、そんなに嫌なら家に飾ってろというわけで。
まあこういう事言ってると、ファローシャッフルを目の敵にしてる人から「ファローはその高いスニーカーを踏みつけるのと一緒だ!」みたいな事言ってきそうなんですが、別にファローはスリーブを傷つける目的でやるものではなく、少ない動作でより多く混ざり、より無作為だからやるものです。
その辺りの認識がズレてるのかなと。
では、大会でスリーブを裂かれたら?
基本的に裂けるのはオーバースリーブ(外側のスリーブ)ですので、替えのスリーブを用意しておくのが良いです。
枚数ピッタリのスリーブより、ちょっと多めに入っているくらいのスリーブを買っておくのがオススメです。
何度でも言いますが、スリーブは消耗品です。
よく大事に大事に使い込んで傷だらけで角に鼻くそみたいなの付いてるやつ居ますが、アレは本当に汚いんで替えてください。
相手に対して失礼です。
今回の問題児
お待たせしました。
やはり”ホンモノ”を見たら反応せざるを得ません。
すみません、3回くらいルール読んだんですが、「ファロー禁止」がどこに書いてあるのかわかりませんでした。流石、書いてないルールまでしっかり把握しているYPの鑑ですね!
んなわけあるかいな。
多分「過度なシャッフルは禁止」の部分の事を言いたんでしょうが、ファローシャッフルは過度なシャッフルではありません。
そもそもここで言われている『過度』とはシャッフルにかける時間の話であり、あなたの気分の話ではありません。
各シャッフルの混ざり度合い
ここで今一度、各シャッフルの混ざり度合いの話をしたいと思います。
以下は引用元のPDFのリンクです。
シャッフルの混ざり度合いを視覚的に表し、充分量を算出してくれています。
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=213691&file_id=1&file_no=1
ヒンズーシャッフル
縦軸:混ざり度合い
横軸:シャッフル回数
このグラフを見ると、混ざり度合いが必要充分(8割~9割)に達するまでに40~50回のシャッフルが必要であり、実際に50回ヒンズーシャッフルしてみたところ、約30秒かかり、腕もめちゃくちゃ疲れました。
結論、ヒンズーシャッフルのみだと充分混ぜるために50回以上のシャッフルが求められ、腕も疲れるため現実的でない。
ファローシャッフル
では我らがファローシャッフルはどうなのか、早速見ていきましょう。
縦軸:混ざり度合い
横軸:シャッフル回数
グラフの形は似ていますが、4回目で突然充分な値になります。
つまり、4~5回ファローすれば充分であるため、前回のタイムを引用すると12秒です。
もうこの時点でファローシャッフル以外やる気が起きなくなりますね…
ちなみに50回ヒンズーの刑、本当に疲れました。
タイム縮めようと必死にシャッフルすると途中カード落とすわ下手したら折れるかもしれんわで最悪です。
まあ、ファロー4~5回とヒンズー数回を組み合わせるのが一番混ざるというのはかなり正しいようです。
まとめ
・スリーブは消耗品だから替えるのが当たり前の認識を持とう!
・ファロー5回以上が一番簡単にめっちゃ混ざる!
・ヒンズーだけなら50回以上シャッフルしないと充分でない!
オススメのスリーブ~スタンダードサイズ編(ポケカ、デュエマなど)~
ここからは、ファローシャッフルのし易いスリーブについて紹介していきます。
無地スリーブ系
KATANAスリーブ
言わずと知れた高級スリーブであり、手触りがとても良い。
裏面はエンボスのようなデコボコ加工。
高い耐久性と滑らかなシャッフル性を兼ね備えており、困ったらコレを買っておけば間違い無い。
明るい色でも絶対に裏透けしないので、まず失敗しない。
最近はほとんどのカードショップで取り扱われている。
ドラゴンシールド
コレは海外だとかなり人気のあるスリーブ。
裏面はヤスリのようなドラゴンの皮膚を連想させるザラザラ仕様。
高い耐久力もさることながら、ファローの手触りも良い。
KTANAに比べて材質が硬めで、ファローはすこしし辛い。
色によっては透ける(特に明るい色)ため、インナーに銀スリーブを使うと良い。
とてつもない量のカラーバリエーションがあるため、お気に入りの色をさがしてみるのも良いと思う。
イエローサブマリンやビッグマジック、最近だと晴れる屋でも取り扱われている。
https://mtg.bigweb.co.jp/stocks/viewsupply/3153749
KMCハイパーマットスリーブ
コスパ最強の国内ブランド。
コスパは良いが横が裂けやすく、練習用に買い溜めて置くのが吉。
練習はハイパーマット、大会は刀スリーブと使い分けるのがオタクの嗜み。
明るい色だとやはり透けが気になるので、暗い色がオススメ。(黒青紫)
ヨドバシカメラだと安い上にポイントが付くのでオススメです。
オーバースリーブ系
ブロッコリースリーブプロテクター
手触りがよく、通常版やエンボス加工(デコボコ)など、バリエーション豊富。
断面が比較的キレイなのが特徴。
迷ったらとりあえずコレ!
https://www.yodobashi.com/product/100000001007868129/
ドラゴンスターオリジナルスリーブ(ハード)
オーバーガードZ並のちょっと分厚いハードスリーブ。
枚数も60枚入りとポケカまで対応しており、余剰分は裂けた時の替えになるのでユーザーフレンドリー。
値段もかなり安く、コスパは最強。
オバガZと比較すると、12枚多く入っていて値段がほぼ変わらないため、コスパはマジで最強(大事な事なので2度書きました。
おやつスリーブ
薄いスリーブが好きな人はコレ。
安価で枚数も多く入っており、かなりの人気スリーブ。
問題は薄い故に手汗でくっつき易く、湿気でもすぐにペタペタし始めること。
手汗全然かかんって人は是非。
ちな対面の手汗でもペタペタし始めるので個人的には硬めのスリーブを使うのがオススメ。
オススメのスリーブ~スモールサイズ編~
眠いのでまた今度。
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