仮面ライダーライヤー

［物語］
世界はいまや最大の危機に瀕していた。
しかし、その事実はいまだ誰も知らない。ただ一人の男だけを除いて。

生まれつき盲目の弟の視力を治すべく、可視・不可視に関わらず、全ての光線を管理、再生する光学機器「ゴートグラス」の開発に成功した、主人公の剛戸真也。自分自身への生体実験にも成功し、ゴートグラスを弟に移植すれば視力が無事回復するはずだった。

しかし、その成功は思わぬ余波も招く。

彼のゴートグラスは、人間に偽装して社会に潜む怪人集団「ダウト」の尖兵するらも見通す力を持っていた。そして、その事実を公表する前に、組織の手により、暗殺されかかる真也。真也は、ゴートグラスの開発に伴い準備していた、人間の行動力を倍増させる強化外骨格「ゴートスーツ」と共に、逃亡を果たす。

誰も彼を信じない四面楚歌の状況での戦いを強いられる真也。
彼の見抜く真実は、「嘘」か「真実」か？」