バニーガールマーダーズ
[物語]
バニー姿の女性の惨殺死体が東京中で氾濫。実は「10億円を賭けた殺し合い」ゲームが開催されているのだった。参加資格であるバニースーツを偶然手に入れたヒロインは、否応なく殺人ゲームに巻き込まれてゆく。
[設定]
バニースーツ
様々なタイプがあるが、大きい時計をあしらった首輪(チョーカー)が共通のデザイン。ゲームのタイムリミットが過ぎると爆破する仕掛けであるが、必要に応じてラビットも起爆できるようになっている。
[キャラクター]
ラビット
バニーガール達の殺し合いを管理する饒舌な黒人の中年男性。ジョークとも真剣とも取れる説教を並べ立てながら、彼女達を殺し合いに巻き込んでいく。巨大な懐中時計を所持している。
ジョーカー
本編のヒロインで女子高生。本来、ゲームの参加者では無かったが、偶然の経緯でバニースーツを手に入れてしまい、殺し合いに巻き込まれてゆく。バニースーツのポケットに入っていたトランプの絵札「ジョーカー」を持っており、ゲーム中は「ジョーカー」と呼ばれる。特殊合金仕様のバドミントンのラケットを使い、様々な機能のシャトルを武器とする。
センチネル
高校の生物学教師。ドMとドSの二重人格者。男子生徒15人にレイプされた際に裏人格が目覚め、愛用のメスで15人全員を刺殺。状況証拠から不起訴処分とされるが、殺しの味が忘れられず参加する。
アリス
薬物中毒の母親から生まれたため、先天性のジャンキーガール。小さい体の割りに工事用ハンマーでの撲殺を得意とする。重犯罪で逮捕収監されている父親を救い出すためにゲームに参加する。
チェシャ
一人だけキャットスーツを着込んでいる。元自衛官で武器はコルトシングルアーミー。スリル追求のために自らの肉体をおとりに使う戦法を好む。病床の母親の手術費用を稼ぐためにゲームに参加する。
カフェ・ラ・テ
場末のダイナーのウェイトレス。店の権利金欲しさに参加。白人と黒人のハーフ。性癖は露出狂。得物は2本のバタフライナイフ。致命傷は狙わず、嬲り殺すように敵を失血死させる事が無上の喜び。
オイラン・ザ・ビッチ
日系3世。ストリートガール。惚れているヤクザ者のためにゲームに参加する。日本刀と、弾丸さえ跳ね返す金属製の扇子が武器。相手の首を切断するのが趣味。女性にはサディスティックな態度を見せる。
クィーン・レックス
博物館副館長。休館寸前の博物館を建て直すために参加する。武器は恐竜の骨を改造して作ったハンマーと、サーベルタイガーの牙で作ったサーベル。蛇マニアでもあり、南米産毒蛇も身にまとっている。
ハート&スペード
双子のナース。国立病院の深夜病棟に勤務するが、精神異常の病院長にマインドコントロールされて、言われるがままにゲームに参加する。医療器具を駆使して「治療」と称する拷問を行うのが特徴。