もののけ!そこのけ!あそこのけ!
日本全国を旅行しながら、退魔業の修行中の主人公。
実家は土御門に組する血筋。行動力はあるのだが、本質的に煩悩の塊の19歳。
法力も自身の煩悩に直結しているトラブルメイカー。
免許皆伝の条件は「諸国を旅して47の妖怪を封印すること」で、それが終わるまで帰ることは許されないという。
彼の法力は「封魔八扇」と呼ばれ、神通力を発する8種類の法扇を駆使する。
絶大な破壊力を発する技なのだが、発動条件がとにかく変わっていた。
それは、法扇に応じた気力を持つ、処女の陰毛を触媒とするものだった。
[キャラクター]
玄武法市:
「封魔八扇」を駆使する若き修験者。19歳。考えるより手が先に出る性格で煩悩の塊。修行中の身の上ゆえ、童貞。軽薄だが、弱者を気遣う性格。自然を愛し、妖気に対する反応も素早い。
兵頭ますみ:
法市が故郷に残してきた婚約者。齢13歳であるが、素の法力では法市よりも上。常に法市の身の上を案じている。「法さま」「まー」と普段は呼び合っている。もちろん「生えて」いないため、「封魔八扇」の発動が行えず、それが悩みの種。
斉藤かえで:
ますみの歳の離れた姉。30歳。法力は無く、現在は一般人の夫と東京で暮らしている。4歳の法市が、かえでと共に入浴した際に、彼女が「はえていた」ことによる衝撃(?)が、彼の法力の発動条件を固定してしまった。
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