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Storybook Brawl における「X倍」の話

はじめに

おはようございます hamio です。

この前夜ごはんを買うためにスーパーに寄ったのですが偶然タイムセールだったらしく惣菜を3つ買うと30%オフと書いてありました。よく読まずに3つ買えば1つほぼ無料!(30%オフはすべてに適用される)と考え最大限アドをとるべく12個とってレジで精算した結果、思っていた額と違いました。レシートを確認してみると30%オフが適用されるのは3つ毎に1つだけということでした。シャクられました。

他にも複数の値下げシールが貼られていて凄い安いと思い込み、計算せずに購入するとあまり安くなかったということもあります。

Storybook Brawl でも買い物や計算はかなり重要になってきますが特に「X倍」の計算はわかりづらいパターンがいくつかあります。今回はそんな計算における「X倍」のお話です。

本題はここから

X倍するアビリティ

最初に結論を書きます。

Storybook Brawl ではアビリティの「X倍」は複数存在しても乗算せず合算です。

つまりスタッツを2倍にするアビリティが2個あっても4倍とはならず、3倍になるということです。はじめたての頃ぼくはこれを理解できずに、よく分らんが大きくなるからヨシ!で使っていました。

ここからはつらつらと具体例を書いていきますので知っている方は最後の動画だけ見ていただけると嬉しいです。(再現に少し手間をかけたため)

Bearstain の場合

最後尾に置くと強力なバフ効果を発揮する

一番わかりやすく頻繁に関わるのがこの Bearstain と思いますので、まずこちらのキャラクターで具体例を考えていきます。

① Bearstain が1体いるパターン

特に難しくない盤面

この画像の時は特に考えるまでもなくすべてのアニマルのスタッツに +2 の修正が入り、バトル中にサモンされたアニマルにはさらに x2 の修正がかかります。例えば先頭にいる Baby Bear からサモンされる Papa Bear は 12/12 となります。

サモンされる Papa Bear は 12/12

② Bearstain が2体いるパターン

X倍のキャラクターが複数いるとき

次は本題の Bearstain (乗算するキャラクター)が2体いる場合です。普通に考えると 6/6 のラストブレスでサモンされる Papa Bear は

( 4 + 2 + 2 ) x 2 x 2 = 32

と考えるかもしれませんが正解は 24 /24 です。

サモンされる Papa Bear は 24/24

これによって Storybook Brawl 上のアビリティ計算において上記の式は間違っていることがわかります。では逆に結果から値を考えてみます。

24 = ( 4 + 2 + 2 ) x A

上式のように考えるとすぐに A にあたる値は 3 だということに気づくと思います。ここで多くの方はなんとなく理解するかもしれませんが念のため他の例を見てみます。

③ Bearstain (アップグレード済み) と Bearstain がいるパターン

アップグレード済と通常が1体ずついるとき

こちらの画像では先ほどの Bearstain が 1枚アップグレードしています。効果はアニマルに +4 修正とバトル中にサモンしたアニマルのスタッツを3倍にするというものです。

ここでもう一度最初の式で考えた場合の Papa Bear のスタッツは

( 4 + 4 + 2 ) x 3 x 2 = 60

ですが実際は異なり40となります。

サモンされる Papa Bear は 40/40

繰り返しになりますが、ではそもそも何倍になっているのかを考えてみると

40 = ( 4 + 4 + 2 ) x A

よってA は 4 ということが分かり先ほどの値より 1 大きくなっているのが見て取れます。先ほどとの盤面における差分は Bearstain がアップグレードしているか否かで、もっと部分的に言うと 2倍⇒3倍 になっているだけです。つまり A の増加量とアップグレード前後の Bearstain のアビリティ倍率の増加量が一致しているということがわかり、それぞれの「X倍」は乗算されずに合算されていることに気づくと思います。

私はここまで考えて初めてアビリティ同士で乗算してないことに気づきました。

個人的に % を用いて先に倍率を考えて計算しています。例えば上記②,③のパターンだと

② Bearstain が2体と Papa Bear の場合
2倍が2体なので +100%が2体 ⇒ 3倍

よって ( 4 + 2 + 2 ) x 3 = 24

③ Bearstain (アップグレード済み) と Bearstain 、Papa Bear の場合
2倍が1体、3倍が1体なので +100%と+200% ⇒ 4倍

よって ( 4 + 4 + 2 ) x 4 = 40

と計算しています。

トレジャーの場合

この計算はトレジャーでも同じです。次の画像を見てください。

全てのサポートを2倍にするトレジャーが2個ある状態

このパターンでも同様に Evil Eye と Mimic の効果を乗算して4倍とならず合算して3倍のサポート効果となります。よってこのドラゴンが一度スレイしたときいくつバフが乗るか考えるときは、

まず Riverwish Mermaid とトレジャーによってスレイすると +2/+2 の効果を三つ持ちます。

次に、スレイ誘発 +200% の Baba Yaga が2体いるので追加4回誘発。Evil Eye によって上記サポート効果自体を+100%にするためさらに4回誘発。Mimic によって同様の効果があるためさらに4回誘発。

よって Baba Yaga 2体とトレジャーによってスレイの効果が12回追加で誘発するため1度スレイすると本来の1回と合わせて13回誘発となります。

整理すると前衛のキャラクターはスレイすると +2/+2 を三つ持っており、加えてそれらは一度スレイすると13回誘発するということになります。

つまり一度スレイすると合計39回誘発されて合計 +78/+78 を得るということになります。

Lightning Dragon のスタッツが 56⇒134 で +78 のスタッツを得ていることが分かる

さいごに

最近ではあまりアニマル構成が強くないためか、あまり Bearstain は見かけませんが Riverwish Mermaid や Baba Yaga のパターンは多く見かけると思います。最終盤でそれらの計算ミスは致命傷になることもあるため覚えていない方はぜひ覚えてください。

Twitchの以下URLで不定期で配信していますので、もし不明点あればそちらで質問いただけると喜びます。読んでいただきありがとうございました。

おまけ

下記画像で Grim Soul がスレイしたときスペルは何回誘発するでしょうか?

Grim Soul のスレイが19回誘発された結果 Monster Book のスレイがそこからさらに19回誘発され・・・

この先は君自身の目で確かめてみてくれ!!


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