
StorybookBrawl Legendランクへの道
はじめに
StoryBook Brawl (以後SBB)において勝つためには何が必要なのだろう?
自分は知っている構成の数や幅が一番大きな勝因になると思っている
この記事は各キャラクターやヒーローなどの能力を覚えたプレイヤーを対象に大まかな構成や考え方を紹介して Legendランクを達成、ひいてはMythicランクや月例大会を目指すきっかけになることを目指したものである
具体的にはレート 1500~3500 前後のプレイヤーを対象にしているため効果等は詳細に記載しないので覚えていないプレイヤーは効果等を見比べながら読んでほしい
この記事は 2022/04/01 に記述している(Patch68.9)
全体を通しての考え方・注意点
レベル6のカードは能力がそれまでに比べて段違いで強く、多くの構成の最終形に必須なカードが揃っているためライフに余裕があるならばスペルを使って早くレベル6に到達することを念頭に置く
4位以上は「勝利」です、中盤までで体力の残りが15前後になってしまったら無理に1位を狙わずに理想形をめざすことをあきらめて生き残りに全力を尽くすこと
(メデューサ、アップルツリーなどを購入して各キャラクターごとに最低でも1:1トレードを行い受けるダメージを減らす)
相手の強さや残ライフによって残りターン数・構成を決めなくてはいけない許容ターン数は前後するのでパターン化せず常に考えること
ショップに Golden Chicken が並んでいたらまず買い、考えるのはそれからでよい
※ Fancy Pants を忘れるのはご愛嬌

レベル2のピックティア
「はじめに」で記載した大きな勝因の一つに構成知識と記述したが、次いで重要な要因は序盤のライフをいかに保つかと考えている
この項目は自分が想定している最序盤のピックティアを簡単に紹介し、中盤までのライフを保つことを目的とした項目となっている


1枚目は1ターン目、2枚目は2~3ターン目において自分の中のピックティアとなっており画像の上位順にピックすることが多い
1ターン目と2~3ターン目でティアを分けているがおおまかな違いとして1ターン目に限っては Humpty Dumpty 以外には負けない Rainbow Unicorn の評価が非常に高く、単体では効果を発揮しないサポート2枚の評価が低い
2~3ターン目はサポートや配置によりスレイし易くなった Polywoggle の評価があがっている
ただ注意してほしいのは特に序盤のピックは選択ヒーローや同時に並んでいるキャラクター・スペルの影響を受けやすいことである
例① Celestial Tiger や Hoard Dragon では Cinder-Ella は ティアSS
例② Mad Mim と Black Cat が同時に並んでいたら共にティアS


このレベルて3連敗してしまうと終盤かなり厳しいゲーム展開を強いられることが多くなるので Mythic ランクを初めて目指す際にはシナジーを重視するよりも盤面の強化に重きを置いて1位を目指すより上位を目指したほうが良いかもしれない
紹介構成一覧
さて、ここから本題である SBB のメイン構成を紹介していく
まずは構成の簡易評価を以下に記載する
評価はSS~Cで行っており構成難易度においては評価値が高ければ高いほど組みやすいことを表している
トレント構成
構成パワー:S
構成難易度:A+
構成ポテンシャル:SS+
総合:S+
アニマル構成
構成パワー:A
構成難易度:S
構成ポテンシャル:A+
総合:A+
グッド構成
構成パワー:A+
構成難易度:A+
構成ポテンシャル:A+
総合:A+
スペル構成
構成パワー:S
構成難易度:B
構成ポテンシャル:SS
総合:A
ドワーフ構成
構成パワー:A+
構成難易度:A
構成ポテンシャル:A
総合:A
イビル構成
構成パワー:A
構成難易度:A
構成ポテンシャル:S
総合:A
マーメイドスレイ構成
構成パワー:S
構成難易度:C
構成ポテンシャル:SS
総合:A-
ヨルムンガンドスレイ構成
構成パワー:A
構成難易度:B-
構成ポテンシャル:A+
総合:A-
ロイヤル構成
構成パワー:B
構成難易度:B
構成ポテンシャル:B+
総合:B
全ての構成について記述したらかなりの長文になってしまったので今回は最初の4つの構成について紹介する
ートレント構成ー
Ashwood Elm や Echowood と共に Burning Tree を複数体並べレベル6のトレント3種類のシナジーを最大限発揮する構成

メリット
構成難易度自体は比較的低いにも関わらずポテンシャルは最強
デメリット
人気構成のため欲しいキャラクターが流れてこずにトレないことが多々ある
特に Ashwood Elm や Echowood などのレベル6は他のレベルよりも総出現枚数が少ないためほかのプレーヤーが複数持っているといくらリロールしてもショップに出てこない
移行タイミング
トレント構成へ舵をきるタイミングはレベル5で Burning Tree がショップに並んだときで、レベル6になる前に複数枚獲得できたならばもう木持ちはトレント一色でよいだろう
トレント構成とは書いてあるが実質 Ashwood Elm,Echowood,Burning Tree の3種類で完成されるのでレベル4までの自分の盤面は気にしなくてよい

トレント構成移行後の流れ
レベル6になった後はひたすら Ashwood Elm を探す
この時著しく余裕がない限りは Ashwood Elm より先に Echowood を購入してはならない
最終的に勝つためには Echowood が必要になるが Ashwood Elm がない段階での Echowood はあまりにも貧弱でそこに6ゴールドを費やすのはとてつもなく痛い

構成例

おすすめヒーロー
特になし、誰でもいけるし誰でも強い
強いて言うなら序盤に体力を保てるヒーロー
おすすめトレジャー
取れるならば The Round Table
これによりアタックだけ大きくなりがちな Echowood のヘルスを大幅に強化できるがレベル7のトレジャーは入手手段が限られているので難しい
現実的にはThe Singing Sword あたりがとれるとよいだろう


ーアニマル構成ー
Bearstain でバトル中に召喚するアニマルを強化する構成

メリット
手数が多いのでアタックだけ大きくヘルスが小さくなりがちな未完成のトレント構成に微有利である
デメリット
Doombreath やスペル等で対策されやすい

移行タイミング
アニマル構成を目指すタイミングは自分の盤面に Baby Bear などのアニマルをサモンできるキャラクター(以後サモンアニマル)が複数体いる状態でショップに Bearstain が並んだときや、Bearstain が複数体同時にショップに並んだとき

下記トレジャーや全体バフトレジャーあればなお移行してよし

アニマル構成移行後の流れ
Bearstain 2体目以降や Kinghthood , Evill Twin 等 (実質 Bearstain ) を探して Bearstain のアップグレードを狙いつつ Echowood やサモンアニマルを複数体用意し盤面を強化していく

構成時の注意点としてBearstain は取れるだけとってよいがサモンアニマルはアップグレードを狙わなくてよい場合がある
例えば下画像のようなとき

もし左上の Baby Bear をアップグレードさせてしまうと出てくるアニマルのスタッツは順に 6/6 , 12/12 , 20/20 となるがアップグレードさせなければ 4/4 , 8/8 , 12/12 x 2体 となる
つまり空いた盤面に代わりとなるサモンアニマルや強キャラクターを配置できない場合はアップグレードさせないほうがスタッツ合計値は高い
スタッツ合計=強さ ではないがアップグレードする際は常に盤面が強くなるのか、欲しいトレジャーがあるのかを考えてから購入すること
ほかにもあえてアップレードせずに Croc Bait をサモンアニマルに使うことによって実質同じサモンアニマルを3体盤面に簡単に用意できる

特に Three Big Pigs は複数並べても盤面が開いてない状態で倒されてしまうとバリューがうまく発揮できないが Croc Bait を使って配置すれば倒されるのが一段階遅くなり Three Big Pigs から3体アニマルを召喚しやすい

構成例

お勧めヒーロー
わかりやすく Geppetto と相性が良い

お勧めトレジャー
キャラクターにバフがかかるトレジャー全般

ーグッド構成ー
盤面をグッド種族で埋めて Good Boy のバフを最大効率で行う構成

メリット
ドワーフを除く多くのキャラクターがグッドないしはエビルの種族を持っているため Beauty`s Influence を使うことにより多くのキャラクターを採用することができる

デメリット
他の多くの構成と違い Good Boy 1枚では参入できず、事前に複数のグッドキャラクターを準備しておく必要がある
アニマル構成と同じく Doombreath , Medusa 等の搦手に弱い
移行タイミング
最終的にこの構成に向かうことを決めるタイミングは Good Boy がショップに並んでいるとき だがこの構成は Good Boy だけでは成立せず他のキャラクターの多くをグッド種族で構築する必要がある
そのため自分や周りのレベルが6に入った時点で自分の盤面に並べているキャラクターが最低でも3体以上グッド種族でない場合は諦めるのが賢明
唯一例外として Magic Sword +100 (以後MS100)を持っているとき、または入手したときは盤面のほとんどがグッド種族ではなかったとしても積極的に参入することを検討していきたい
本来は先頭のキャラクターのみをバフするトレジャーだが Good Boy にこのトレジャーでバフを行い先頭に置くことで自分の盤面のグッドキャラクターを容易に強化でき、その多くが1:1交換を行えるようになる

グッド構成移行後の流れ
この構成を組む際は MS100 が入手済みかどうかで優先行動が異なるので分けて説明する
まず MS100 を持っていない場合
この時は上に記述した通り盤面にグッド種族が一定数いると思われるので一番優先的に行いたいのは Good Boy の複数体確保・強化である
積極的にリロールを行い Good Boy を探しつつ残りゴールドが少なくなったら Good Boy にスペルを使用して Good Boy を最大限強化していく
もし Good Boy がなかなかショップに並ばないときのおすすめキャラクターは Robin Wood で自身がレンジなことに加えて素のスタッツが低い Good Boy にバフをかけられ一石二鳥

Good Boy によるバフが一定の大きさ(バフされたモンスターが相手モンスターと最低でも1:2トレードをできる程度の大きさ)になってきたら追加でレンジ持ちキャラクターや Echowood を配置すれば少なくとも4位以内には残れるだろう
次に MS100 を持っている場合
このときはもう Good Boy によるバフ量は十分であるのでグッドボーイの強化や複数確保よりもレンジを持ちつつ、一定条件で追加攻撃できる Court Wizard を複数獲得することを優先したい
このキャラクターにグッドボーイによるバフが入るだけでも十分強いが、加えて前列にロイヤルキャラクターがいれば1枚で相手キャラクターのほとんどを倒すことも可能である

ほかには可能ならば Soltak Ancient も所持しておきたい
これを使えば後列のヘルスが心許ないキャラクターへの攻撃を防ぐことができ、もし相手がその類の行動をとってこない場合でもグッドボーイのバフにより最低でも1:1トレードを行ってくれる

もし購入できた場合はギリギリまで Soltak Ancient を見せないようにする余裕があればなおよいだろう
一度戦った相手はおそらく次戦において後列のレンジキャラクターを攻めるために自分の構成を一部崩してでも Doombreath を先頭に置いてきたり、後列に対するスペルを購入してくるはずだ
そのタイミングでこのカードを置くことで最大限バリューを発揮できる
構成例

おすすめヒーロー
ショップに Good Boy が並びやすくなる Pied Piper

おすすめトレジャー
上に書いた通り MS100

ースペル構成ー
Crystal Ball とスペルのコストを下げるトレジャー等を用いてひたすら自分のキャラクターたちにバフスペルをかけていく構成

メリット
上振れしたときの限界がないことやレンジ持ちキャラクターを無理なく構成に加えることができる
この構成をやっているときがこのゲームで一番楽しいときといっても過言ではない
デメリット
他の構成とは違いトレジャーが必須になってくるので運の要素が強い
(Crystal Ball なしでは入り口にも立てない)
1ターンの行動を少しでも多くしたいため少ない思考時間で行動しなければならず一定の練度が必要
移行タイミング
Crystal Ball と Merlin's Hat もしくは Moonsong Horn を獲得できたとき

スペル構成移行後の流れ
自分のレベルが3~4ならば Spell Weaver と Wizard's Familier を探しながらスペルを唱えられるだけ唱えていく

スペルを唱えていくときに必ず自分の所持しているトレント、モンスター、ロイヤル、イビルキャラクターを管理すること
これが管理できていないとキャラクターを対象にとるスペルがショップに並んでいてもスペルを唱えられないケースが多発する
特にイビルは Beauty`s Influence を使う都合上減っていくためしっかり把握し、足りないときは2ゴールドのイビルを適時購入しておきたい

また並行して Sporko や Lady of the Lake をメインにレベル4キャラクターをアップグレードさせてトレジャー Forking Road も探しておきたい

レベル5以降では引き続き Forking Rod や Aon を探しながらスペルを唱えつつ盤面をメイジで埋めていき最後は Storm King を複数体購入する

構成例

おすすめヒーロー
スペル関連のヒーローがおすすめ!!と思うかもしれないが実は一番相性がよいのは トレジャーの入手難易度がぐっと落ちる Wonder Waddle

おすすめトレジャー
上でも記述したがある程度の構成に対抗するには Forking Rod も必須

さいごに
以上4つが構成難易度やわかりやすさを考えたときにメインといえる構成である
これらをうまく使えれば Legendランクへのハードルはかなり下がるため是非覚えてほしい
長文読んでいただき有難うございます
不定期ですが下記URLでSBB配信を行っているので質問やコメントあればそちらにいただけると幸いです
おまけ
今回割愛されたマーメイドスレイ構成の没動画
気持ちよさはSBBでも1,2を争うのでぜひ一度はプレイしてみてほしい