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お茶わんを作りました『常滑焼の陶芸体験』~地域の伝統工芸~


memorytree保育園では、地域の伝統文化やそれぞれの地域の特色を生かした活動を日々の保育に取り入れています。

愛知県常滑市にあるmemorytree飛香台保育園では、陶芸家さんを招き常滑焼の陶芸体験としてお茶わんを作りました。
伝統工芸に触れることで、日本の文化や歴史を身近に感じ、また職人との交流を通して尊敬や感謝の気持ちを学ぶことができます。


日本六古窯(にほんろっこよう)常滑焼


日本六古窯(にほんろっこよう)とは、日本の陶磁器の歴史において最も古くから続く窯のことです。常滑焼、瀬戸焼、信楽焼、越前焼、丹波焼、備前焼の六つを指します。
これらの窯は、陶土の特徴や地域の風土に応じて、独自の技法や文様を発展させてきました。中でも常滑焼の特徴は、酸化鉄を多く含む赤土を用いて、焼きあがると朱色の美しい仕上がりになることです。また、釉薬(ゆうやく)や絵付けにも工夫が凝らされており、色彩豊かで個性的な作品が多くあります。

陶芸家として活躍する藤本径也さん

ラクガキ教室BANKSY  代表 藤本径也さん
高い専門性を持った事業者や企業、教育機関、行政と連携をし、ものづくりの体験活動を軸に子供達の「つくる」力を育む活動を行い、文化芸術活動の発展推進を目指し活躍されています。

活動当日の様子"お茶わん作り"

❶お茶わん作りのお手本を見せてもらいました。珍しい形の道具や面白い形の土粘土に「これ何に使うの?」「オバケみたいな形でおもしろいね〜♪」と興味津々!

❷丸めたり、型抜きに挑戦したりと、手のひらで土粘土の感触を楽しみました。

自分たちで考えてすてきな作品を作ろうと、集中して一生懸命に取り組みました。

❸お茶わん完成
形や模様がさまざまで、それぞれのお茶わんには子どもたち一人ひとりの個性が表れています。

子どもたちが作った「世界にひとつだけのお茶わん」を使い1月にはお茶会を行います。

感想・最後に

陶芸体験に参加した子どもたちは、いつもの保育園の活動とは違う環境に、始めは緊張した面持ちでした。しかし、先生の優しい指導と手伝いのおかげで、次第に自分の作品に夢中になっていきました。
粘土をこねたり、形を作ったり、お茶わんができあがるまでの工程を楽しみ
完成した作品はそれぞれ個性がありとてもすてきでした。


このような機会を提供してくださった陶芸教室の先生、ご協力いただいた方々に心から感謝します。


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