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No.3 初海外作品撮りで発見!日本と韓国の撮影スタイルの違い

皆さん、こんにちは!  
メイクアップアーティストのKOUです☆

今回は、韓国での作品撮りのお話しです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

昨年、初めて渡韓した際に「ただ学ぶだけではもったいない!」と感じ、韓国のクリエイターを集めて撮影を行いました📸✨

🔍韓国のメンバーを集めた方法

日本で作品撮りを行う際、私は「常に新しいメンバーと撮影する」というルールを自分の中で決めています。そのため、普段は NEXUM を通じたり、共通のクリエイターの作品をSNSで拝見しながら、直接声をかけたりしています。

しかし、今回は韓国に共通のクリエイターがいなかったため、 ハッシュタグやスレッド、ストーリーを活用して募集 しました。

ところが……

全然見つからない!!!!💦
返信がなかったり、作風が合わず断られたりと、思うように進みませんでした。
もちろん、私はそんなことで諦めません🔥 数え切れないほどのクリエイターにコンタクトを取り続けました。
そして、ついに Instagramを通じて、1人の素敵なヘアスタイリストさんからお返事をいただき、撮影が決定!
そこからは、そのヘアスタイリストさんがストーリーで募集をかけてくださり、次々とカメラマンやスタイリスト、モデルが決まりました。

「諦めずに普段のやり方に新しい挑戦を加えることで、想像以上の素晴らしいメンバーと出会える」
この経験から、改めてそう実感しました🔑✨

【📸 上記画像は、実際に募集した際のストーリーです】

📸日本と韓国の撮影スタイルの違い

日本でも実践している方がいるかもしれませんが、今回の韓国での撮影では、以下のような流れで進行しました。

1人目のヘアメイクが終わったら すぐに撮影開始
その間に 2人目のヘアメイクを進める
次に 2人目の撮影中に1人目のヘアメイクを直し、また 1人目の撮影中に2人目のヘアメイクを直す
つまり、 ヘアメイク担当者は同行せず、アシスタントが対応しながら、効率的に多くの作品を撮影する という方法です。

日本でも 時間がないときやアシスタントがいる場合 にはこのスタイルを採用することが多いと思いますが、韓国のクリエイターに聞いたところ、 韓国では「せっかちで効率重視」の文化があるため、この方法が頻繁に用いられる そうです。
はじめて聞いたときは驚きましたが、このスタイルは 短時間で多くの作品を作るのに最適 だと感じました。

そのため、帰国後は 私も作品撮りの際にこの方法を取り入れています!

※ これはあくまで私の体験談であり、撮影方法はシチュエーションによって異なります。

🌙ディレクションをする際に心がけていること

今回は 2lookのディレクションも担当 したため、「ディレクションとメイクアップのリファレンス」を作成しました。
その際、 必ず載せている項目 をご紹介します!

  • 日時と集合場所

  • 全メンバーのクレジットや緊急連絡先

  • コンセプトとその解説

  • メイクのイメージ画像とその解説

  • NG事項とその解説

  • 希望のスタイリングやヘアスタイルの画像

  • 希望のイメージカットやロケーションの画像

⚠️ ディレクションを担当する場合と、メイクアップのみを担当する場合では、リファレンスの内容が異なります。ご参考までに!

ディレクションをする際に最も心がけているのは、 「個人のイメージを押し付けず、全員の意見を尊重すること」 です。

作品撮りは 全員が無償で協力し合うプロジェクト だからこそ、それぞれの意見や「やりたいこと」を反映させることを大切にしています。

また、 自分が専門外の分野(撮影のロケ地や画角、色味、ヘアスタイリングやスタイリング)には口を出さず、それぞれのクリエイターの個性を重視することを徹底しています。

🪄私が作成した一部のリファレンスを公開

①ソウルドリームスケープ

韓国での初撮影ということで ロケ撮 にこだわり、リファレンスを作成しました。

「韓国の街並み」×「日本のカラフルでポップなメイク」 を掛け合わせたら面白いのでは?と思い、このテーマを設定しました🦄✨

しかし、それだけでは 「ただ文化をミックスしただけ」 になってしまうため、 妖精のような衣装を加え、ファンタジー要素をプラス
「現実と非現実のコントラスト」を表現することにしました。

メイクのポイント
韓国で学んだ 「顎先・鼻先にチークを入れてバランスを整える手法」 を活用し、さらに 黄色のグリッターを涙袋と鼻筋にのせて視線を中央に誘導 しました。

②過去✖︎現代

「過去の人が現代に迷い込んだようなコンセプト」📸✨
クラシックなスタイリングに遊び心を加えた点がポイントです!
背景に ソウルタワー を入れることで、 「過去と現代の融合」 を表現しました。

メイクのポイント
目元が隠れるヘアスタイルだったため、 **リップにポイントを置きました!**💄
髪色のオレンジとリップカラーを統一しつつ、 上唇に金色をのせてアクセントをプラス

初めての海外で作品撮りした感想

初めての海外での作品撮りは、メンバー集めや言語の壁など、困難なことが多かったですが、それ以上に 素晴らしいチームと出会えたことは、私の心に強烈な印象を残しました✨
この経験を通じて、自分の実力を再確認し、自信を深めることができました。

次はどの国で撮影しようかな?✨
新たな挑戦が楽しみです!
この経験を活かし、今後の創作活動をさらにレベルアップさせていきます🔥

次回の note もお楽しみに!
ご覧いただきありがとうございました!!★

KOU


🤍 **KOUについて**

KOU

2000年生まれ、北海道出身の24歳。 休みの日は、家の中で趣味のアニメ鑑賞や美味しいサツマイモを楽しむ、落ち着いたライフスタイルを大切にしています!!

幼い頃から、母や友人を相手にヘアセットやメイクを楽しんできました。この経験を経て、美容師を目指しました。
専門学校在学中に恩師の旭茉理乃さんの作品に魅了され、アシスタントとして貴重な経験を積むことができました。
2022年に東京モード学園のヘアメイクアーティスト学科を卒業。卒業と同時にメイクアップの世界へ飛び込み、今に至ります。

NEXUM PROFILE:https://nexumjapan.com/users/3910



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