卒業生インタビュー第2弾!木浪真由美さん
next AOMORI卒業生インタビュー第2弾!
「りんごの歴史を伝承していく」ことを基軸に活動中の木浪さん🍎
なんと申し込み時はノープランで、まったくの勘違いで応募してしまったのに
今となっては誰よりもズバ抜けた行動力で突き進んでいるんです!
そんな木浪さんにインタビューをしました🎤
プロフィール
next AOMORIへの参加のきっかけは?
最初は青森の10年後、20年後のことを考えているような方々のお話を聞けるのかな、と思い申し込んだのですが、まさか自分が考えたり話したりする内容だとは思っておらず、とんだ勘違いから始まったnext AOMORIでした(笑)
なので私は全くノープランでしたし、自分でもこのプログラムの期間中にこんなに前向きに変わっていくとは、本当に驚きでした。
実際にプログラムに参加してみての感想は?
まったく起業する気がなかった人間が、ここまで自分で動ける状態になるなんて、本当にすごいプログラムだと思います。
うまく言葉にはできないのですが、私の内側にある何かしらをnext AOMORIは拾い上げてくれた気がしています。
同じような他のプログラムにも参加経験があるのですが、next AOMORIは特にメンターが充実しているのが素晴らしいと思います。
メンターの方々がとてもきめ細やかな対応をしてくださりました。
また、メンターがいてくれたおかげで他の参加メンバーとも繋がりやすく、全体の一体感が生まれたような気がしています。
伴走者であり接着剤のような、そんな存在でした。
木浪さんはご自身のプロジェクトについて、next AOMORIに参加していくなかで固まっていったと思いますが、その経緯は?
昔飲んだカルヴァドスの50年熟成の味がずっと忘れられず、この青森の地から作られるりんごのさまざまな加工品をみていると、「青森のりんごでアップルブランデーも作れたら良いのに…」と前々からぼんやり思っていたんですよね。
それをnext AOMORIでの課題解決の一つとした際にさまざまな書物を読んでいると、りんご栽培の歴史を自分自身が全然知らなかったことに気づきました。これが驚きの連続で。
元々歴史が大好きな性分もあり「なんで今まで知らなかったんだろう」と、良い意味でショックを受け、りんごの歴史調査を始めることになりました。
当初はブランデーのことを調べていたはずなのに、「そもそも自分の住んでいる地の歴史をちゃんと知らないと」ということに気づかせてもらったので、良いきっかけだったと思います。
卒業後の現在の活動状況はいかがでしょうか?
「りんご栽培の歴史を伝承していく」ということが私のプロジェクトの基軸にあり、現在は遊びながらりんごの品種や歴史を知ることができるカードゲーム『あっぷるぱい』を開発中です。
りんごだけでなく、はしごやのこぎりの歴史も紐づけられるのでそこも深掘りしていくと、これがとても面白くて。そういった分野に詳しい方々にお話を聞きに行っては、またその方に知り合いを紹介していただいて、という日々を現在は過ごしています。
また、『あっぷるぱい』の試作品を50セット作り、小学校で実際にルールを説明したり、りんごの品種を説明したうえで使ってもらったりしようと考えています。
そして小学生たちの反応をデータ化し、商品化に向けてブラッシュアップをしていく予定です。
実際に説明してまわるのはとても大変だと思いますが、やっぱり説明がないままカードゲームだけ置かれても、熱量が伝わらないと思うんですよね。
このカードゲームに対する熱もしっかりと伝えながら、各地を回ろうと考えています。
最後に、今後の受講生に一言お願いします!
私は、初回の大谷真樹先生の講座にあった『MISSION』という概念からこの活動がスタートしました。
私の中から探し出したMISSIONは「りんご栽培の歴史を伝える」ということに気づいてしまったので、そこを軸にいろんなことを考えると、世の中の課題が次々と見えてくる感覚がすごく楽しくなりました。
そして、そのような話を親身になって聞いてくれるメンターやメンバーの方々もいるので、next AOMORIはあなたのこれからにおける何かしらのきっかけになっていくのではないかなと思います。
インタビューを終えて
木浪さんは自分の言葉で丁寧にお話されている印象が強く、形のない物事を伝える時のまっすぐさが私は個人的に好きなんです。
そして私も、実は『あっぷるぱい』の試作品を一度体験させていただきまして。これが本当に面白かったです!
1〜2回やればルールも大体覚えてきますし、どんどんハマっていきました(笑)
つい夜通しやってしまうやつですね。。。
ぜひ商品化したら皆さんも遊んでみてくださいね!
木浪さんが活動されている団体情報はこちら↓
りんご研究所 facebook:
https://www.facebook.com/profile.php?id=100094027820214
インタビュー・執筆:上野莉歩
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