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卒業生インタビュー第4弾!下山翔大さん

第4弾は、なんとnext AOMORI卒業後のこの春に『一般社団法人ミライク』を立ち上げた下山翔大さんにお話を伺いました!
この数ヶ月間でいろんな経験をされた下山さんですが、2023年8月11日に行われるオンライン説明会でもゲストとしてお話されます。興味を持った方はぜひそちらもご参加くださいね!


プロフィール

一般社団法人ミライク 代表 下山翔大
【専門領域】福祉分野 【活動エリア】津軽地域
⻘森県鶴田町出身。nextAOMORI2022に参加し、ここでの学びを生かして
2023年5月に一般社団法人ミライクを創業。
また、任意団体スペシャルオリンピックス日本・⻘森で
評議員、水泳コーチ、陸上コーチとして活動。
障がいの有無、家庭環境や大人の事情、お金の事情等で、夢を諦めない社会モデルの創造を
目標に、最終学歴工業高校卒の元警視庁警察官 が児童福祉の専門職となり起業。


next AOMORIへの参加のきっかけは?

next AOMORI 1期生の最終プレゼンのイベントをSNSで知ったことが最初のきっかけでした。「青森をよくしたい」と思う人たちの発表を無料で見れるということで、たまたまその日がお休みだったこともあり、当時は軽い気持ちで聞いてみたんですよね。

その時に「前向きな人たちがこんなにいるnext AOMORI ってなんかすごいなあ」と思い、2期生の募集情報が出た際に、自分もHPにあったビジネステーマの課題解決をしたいという気持ちで申し込みました。

当時は起業への熱意もそこまで高かったわけではなく、なんとなく「青森や地元のために何かしたいなあ」くらいの気持ちでした。


実際にプログラムに参加してみての感想は?

講師の方々のお話からも得られたことはもちろんたくさんありましたが、具体的にそこから実践に落とし込むということにおいては、同期生や1期生の存在がかなり大きかったですね。

next AOMORIが他のプログラムとひときわ違うと感じたのは『伴走型』という部分であり、課題に対して解決できるまで関わってくれたり、辛い時に気持ちに寄り添ってくれたりする仲間がいたことがオンリーワンなプログラムだと感じました。

日々のグループチャットでのやりとりだったり、なかには個人的にメッセージをくれたりした方もいたのでとても励みになりました。


下山さんはご自身のプロジェクトについて、next AOMORIを通じてどのように変化していきましたか?

僕は自分自身のこれまでのネガティブな経験や想いから起業の動機が生まれたのですが、障がいがある子や家庭環境に恵まれない子など、社会的に弱い立場にいる子どもたちの味方になりたいという想いだけは強く固まり、この想いを形にしなければならないと思うことができました。

このことは自分自身がやるべき責務だと強く思いましたし、やらない人生はないな、とまで思うことができたので、それを最終プレゼンでは発表しました。

実際に今年度から起業もしたのですが、そのスタートを切れたのはnext AOMORIが大きく関わっていると思います。


卒業後の現在の活動状況はいかがでしょうか?

当時働いていた職場を辞め、いざスタートを切ろうと思うと何をすれば良いのか全くわからず、正直4月時点では右往左往しているような状態でした。

その時に魅力的な物件との出会いがあり、そこから人集め・資金集めをどのように進めれば良いかを考え、人を頼りに頼って、『一般社団法人ミライク』という法人格を立ち上げるところまで行くことができました。

次に施設申請をしなければならなかったのですが、県とのやりとりがうまくいかず、一時期は全部自分の責任だと絶望感に苛まれてしまいました。
その時にnext AOMORIの方々やさまざまな人々に助けられたおかげで、今はなんとか復活することができました。

本当に人に恵まれながら、毎日施設運営をさせて頂いております。


最後に、今後の受講生に一言お願いします!

「何かやりたい」となれば、『人』が大切だということを僕は自信を持って言えるのですが、そういった意味ではこのnext AOMORIには最強で最高な人たちがいます。

参加してみるときっと自分の描きたい未来が想像できるようになるし、その想像を形にできるという僕自身の実績もあるので、迷っている方はぜひ参加してみてください!


インタビューを終えて

next AOMORI卒業後から起業に至るまでのほんの数ヶ月間、一番いろんな壁に当たった方だと思います。下山さんが苦しいときに、next AOMORIのグループチャットが動いたことは私も鮮明に覚えていて、誰かのために動ける人ってとても格好良いし、助けたくなる人であるということも日々の行動の積み重ねだと思います。

下山さんの想いや行動は、実際には日々のなかで目には見えなくても信頼できる何かがあるんですよね。そんな魅力的な下山さんでした、ありがとうございました!


『ミライク学園』の看板を写してくれました!感動!


インタビュー・執筆:上野莉歩


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