卒業生インタビュー第5弾!松山秀和さん
第5弾は、現在弘前市にお住まいの松山秀和さん!
2期生の松山さん、実は受講期間中もなかなかテーマが決まらず焦りを感じていたとのこと。
「まだ何も決まってないけど、何かはやりたい…」と思っているような方にぜひ読んで欲しい内容です!
プロフィール
next AOMORIへの参加のきっかけは?
昨年にUターンで23年ぶりに青森県に戻ってきたのですが、そのときから青森県のために何かできれば良いなあとぼんやり思っていました。
ただ、長年離れていたこともあり親や兄弟くらいしか知り合いがいない状態だったので、生まれ育ったところなのだけれど全然知らない地域のような状態でした。
その時にfacebookでnext AOMORIの募集情報を偶然拝見し、このプログラムに参加すれば何か役に立てることが考えられるかもしれないという気持ちで申し込んでみました。
実際にプログラムに参加してみての感想は?
講師の方が話していることが、すべてご自身が現在進行形で行っている実体験であったことがとても良かったです。
また、このような創業関連のプログラムはスキル面を強化することに偏りがちだと思っていたのですが、next AOMORIは想いやマインドセットなど、そういった側面を培っていけるようなプログラムだったのでそれが自分としては良かったなと感じています。
松山さんはご自身のプロジェクトについて、next AOMORIに参加してから固まっていったのでしょうか?
はい、申し込み段階では自分のプロジェクトについての内容は特に固まっていなかったです。
また、受講期間中もなかなかテーマが決まらず、『2月にはプレゼンをする』ということが決まっている中での焦りはありました。
なので受講期間中はブルーな気持ちにもなったんですよね。
ただ、メンターにはそのような自分の状況を正直に伝えるようにしていて、よく話を聞いてもらっていました。
きっと受講生のなかには、私と同じように周りと比べてしまい不安に陥ってしまう方もいると思いますが、それぞれのペースがあるからあまり気にしないで良いよと伝えたいです。
このようなプログラムに参加すると、起業させられるのでは?と少し構えてしまう方もいると思いますが、全然そんなことはないので安心して申し込んで欲しいですね(笑)
私はデジタルで何かしらの支援ができたらいいなと思い、最終プレゼンでもそれをテーマとした発表をしたのですが、このテーマに着目し始めたのもnext AOMORIに参加してから視点が変わったからです。
母親からスマホの使い方について聞かれることが多く、正直うんざりしていましたが、母親からの「他に聞く人がいない」という言葉を聞き、それを機にデジタル機器についての使い方を聞きたくても聞ける人がいない人は他にもいるだろうなと思ったんです。
next AOMORIに参加して、そのような小さな困りごとが課題解決に繋がるのではないかと考えられるようになりました。
卒業後の現在の活動状況はいかがでしょうか?
私自身はマイペースなので、3年後くらいに起業できれば良いかなと思っていて、現在はいろんな経験をする段階だと考えています。
ただ、next AOMORIに参加してから、困っている同期生から声をかけて頂きサポートすることが増えました。
例えば急に使えなくなってしまったPCの復旧作業をお手伝いしたり、最近も他の方からPCの使い方や動画作成の方法について相談がきたりしていて、メンバー同士の繋がりは強く感じますね。
自分自身の計画に関しては、じっくり3年くらいかけていろんなことも経験しながら練っていきたいと考えています。
最後に、今後の受講生に一言お願いします!
『青森県の課題解決』となると大きなテーマとして捉えてしまうと思うのですが、そうではなく、周りに少しでも困りごとを感じることが1ミリでもあれば参加した方が良いと思います。
さまざまなメンバーがいて、そのメンバーたちが動いていると「自分も頑張ろう」という刺激になりますし、直接話してなくてもその人の動きを見ているだけで自分の活力になります。
迷っている気持ちがあるのであれば、それはつまり「やりたい」という気持ちだと思うのでちょっと勇気を振り絞って、飛び込んでみると面白いんじゃないかなと思います。
私みたいに、空っぽの状態で飛び込んでみても、『何か』は始まっていくので。
インタビューを終えて
最終日にとても素晴らしいプレゼンをした松山さん、まさか受講期間中にギリギリまでテーマが固まっていなかったとは全然知らず、今回お話をきいて驚きました!
とっても聞き上手なので、ついついインタビュー中も私の話に切り替えてしまうことも…
同期生も「松山さんと話すと喋りすぎちゃう」と口を揃えて言っています(笑)
楽しいトークをありがとうございました!
インタビュー・執筆:上野莉歩