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卒業生インタビュー第6弾!佐藤(諸戸)智霞さん

第6弾は昨年から青森に移住した佐藤(諸戸) 智霞さん!
縁もゆかりもない青森に移住し、「何か繋がりがほしい」という思いで next AOMORIに応募したという智霞さんのお話を伺いました。


プロフィール

佐藤(諸戸) 智霞
三重県四日市市出身・現在青森市在住

2級キャリアコンサルティング技能士、国家資格キャリアコンサルタント
株式会社パソナ 東北営業部 兼 BPOドゥタンクチーム 所属。
現在は、厚生労働省の「キャリア形成・学び直し支援センター事業」の副プロジェクト責任者兼東北ブロックSVを担当。
従業員向けの企業内キャリア形成支援のセミナーやキャリアコンサルティングの実施を支援。
働く方々のキャリアコンサルティングも行っている。
全国の起業家支援やキャリア支援、女性活躍などのパブリック分野でのプロジェクトの提案活動も行っている。
昨年5月に、東京から夫が暮らす青森に転居し、現在、青森生活2年目。青森生活エンジョイ中!



next AOMORIへの参加のきっかけは?

昨年5月に夫の転勤の都合で東京から青森に引っ越したのですが、当初は知り合いも全然いなかったんです。そこで青森での繋がりを作りたく、県のホームページのお知らせを毎日チェックしていた時期がありました。

仕事でもプライベートでも、何か人に出会えそうなイベントがないかなと思って探していたそのときにnext AOMORIの募集を見つけました。

募集内容を読んでみると「地域課題の解決」という文脈だったので、起業・創業ありきではなく、地域課題に興味のある人がプロジェクトベースでも関われそうと思い、応募しました。
私はどちらかというと「起業」よりも、「人との繋がり」を期待して応募を決めました。


実際にプログラムに参加してみての感想は?

無料の説明会があったので参加した際に、ゲストスピーカーだった1期生のお話をきいて面白そうだなと思い、参加を決めました。
受講中は初回の大谷先生の講義を始めとし、講師の方々のお話が面白く、テーマもバラエティに富んでいてよかったです。

一方で、初回からオンラインだったのでどうしてもメンバー同士がまだよそよそしかったり、既に凄い経歴をお持ちの方がいて圧倒されたりして、正直不安もありました。

前向きになれたきっかけは、一度メンバーの中で近くに住んでいる人たちで実際に会って話そうという機会があったことです。そこでオンラインではなかなか伝わらないその人の雰囲気や人間性を知ることができ、そこで本当の意味での繋がりが感じられました。

また、一番よかったなと思ったのは、受講期間中にあった1泊2日の合宿です。
メンバーのほとんどが現地に来ることができ、全員のプランを聞くことができて、一人ひとりの考えていることが知れたのが楽しかったです。最後の発表もメンバーを応援する気持ちで聞いていました。

また、講座終了後も起業に向けて苦しんでいるメンバーがいたら助け合ったり、自由気ままにグループチャットに写真をアップしたりしていることが、コミュニティが継続していることを感じられてとても良かったなと思います。


ご自身のプロジェクトについて、next AOMORIでどのように変化していきましたか?

私は本業がキャリアコンサルタントなのですが、青森に来てからも元々自分が抱いていた課題感に近いものに取り組めればと考えていて、それが「働く」という部分なのかな、とぼんやり思っていました。

ただ、青森に来たばかりで「青森で働く」ということの課題感が全然わからなかったんです。プログラムのなかでヒアリングの時間もあったのですが、誰に何を聞けば良いのかわからず、ずっと迷っていました。

そこから女性の経営者や起業家を最初の入口として、フェムケアやフェムテックの分野を青森に来てあまり耳にしないなと思いました。
もっと女性が活躍できればと考えた時に、外側から担がれる女性活躍ではなく、自分たちが内面から頑張っていけるような青森を自分たちで作っていければ面白いかなと思い、女性の起業家・経営者が集まったフェムイベントを第一弾として開催できれば、というところまで考えることができました。

そこまで行きつくことができたきっかけはメンターとのメンタリングで、最初は本当に「どうしよう」という状態で相談したり、自分のもやもやしている部分について聞いて頂いたりしました。

これまでの自分自身の経験から青森で活かせるようなことがないか、など色々と提案やアドバイスをしていただいて、next AOMORIでのプロジェクトのこともそうですが、私自身の今後のキャリアまで視野に入れて考えてくださっていたと思います。


卒業後の現在の活動状況はいかがでしょうか?

本業が忙しい時期だったのでなかなか第一弾イベントができなかったので、早くやらなきゃ、と思っています(笑)
本業との両立が今の私の課題です。。夏〜秋までにはやりたいと思っています!

next AOMORIの同期生や、青森の女性たちもどんどん巻き込んでいきたいと考えています。


最後に、今後の受講生に一言お願いします!

最初から「起業したい」という前提がなくても、「何か青森に関わりたい」「何か青森で始めてみたい」という想いが少しでもあるのであれば、ぜひ参加してみたほうが良いと思います。

何よりもメンバー同士の強い繋がりができて、今も繋がり続けていることが私にとって何よりもの財産なので!


インタビューを終えて

ちかさんは三重県出身で、青森どころか東北はなんの縁もなかった方なのですが、旦那さんの都合で青森に来られてこんなに楽しんでくれたり、色々考えてくださったりするのは青森県民としては本当にありがたいことですよね。
いつも明るい智霞さん!私も元気をもらえました^^

智霞さんはいつもお顔がキラキラしているんです✨素敵な笑顔!


インタビュー・執筆:上野莉歩


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