あらゆる場所が作業スペースになる「ONESEAT 」
「ちょっとした作業をする場所を探している人たちと、スペースを貸している店舗の橋渡しができれば」という思いで立ち上がったONESEAT(ワンシート)。スペースを貸したい店舗とユーザのマッチングサービスです
1時間単位で空席を貸し出せるワンシートは、持て余している空席、空間を活用したいホスト(店舗・施設・個人)と、空席を探しているユーザー(テレワーカー、営業職、学生など)をリアルタイムで繋ぐサービスです。飲食店がホストの場合、ユーザーの顧客化やリピートの増加など、「収益を得られる広告」としての利用できます。
【利用方法】
サービスの詳細は以下です。
ユーザー:
①アプリ上で、現在地から空席空いているスペースを確認
②空席を見つけたら、その場で予約&決済
③店舗に行き、着席したら利用開始
ホスト:
①登録情報を入力
②貸し出したい席にスタンドを置き、アプリのホストの管理画面で利用を”ON”にする
(アプリ上に空席の案内が表示されます)
③ユーザーが来店、着席したら、設置したスタンドを取り除き利用開始
※ユーザーの予約が入ったら、アプリ上に通知があります
※店舗の混雑などで利用を停止したい時は、管理画面から利用を”OFF”にできます
【利用料】
ユーザー:
ー月額利用料:500円
ー空席利用料:120円/時間、180円/2時間
※飲食代発生の際には、別途店舗にて料金を支払い
ホスト:
初期費用・月額費用:無料
※予約システム、管理ツールの準備。ユーザーサポート、店舗スタッフによるサービス提供は不要。
このサービスを利用した際の、ホストの収入は以下です。
1.月額サービス売上の80%
(20%が、ワンシートのサービス手数料)
2.ユーザーによる、サービス利用時の飲食代は100%ホストの収益
収益例:
1.毎日8人が1時間利用した際の月額収益/席:
ー120円(利用料/時間)×8人/1日×30日×80%=23,040円
2.利用客全員が400円のドリンクを注文した際の月額収益/席:
ー240人(8人/日×30日)×400円=96,000円 ※飲食代は100%店舗の収益
※サービス利用における人件費や、オペレーション費用が掛からず、飲食代は100%収益になる構造になっています。
潜在顧客
ポテンシャルユーザを算出してみました。
東京における潜在顧客は約149万人。2019年に内閣府が発表した、「日本のフリーランスについて-その規模や特徴、競合避止義務の状況や影響の分析」によると、雇用や店舗がない自営業者の、「フリーランス」の人口は341万人(本業:228万人。副業:112万人)です。また、総務省統計局の「令和元年 労働力調査年報I-A-第7表 職業別就業者及び雇用者数」によると、就業者総数6,724万人のうち、856万人が営業職です。「同I-A-第2表 年齢階級別15歳以上人口、労働力人口及び非労働力人口」では、20~24歳の非労働力人口が155万人となっています。
それらのデータから、ターゲットとなるフリーランス、学生、営業職は、全国で1,352万人。人口比率から算出した都内の潜在顧客が149万人(全国人口の11%)になりますね
終わりに
コロナの影響もあり、モバイルワークや、レンタルオフィスの使用など、働き方が多様化している現在、このようなワンシートから簡単に予約できるサービスはニーズが高まりそうです。リリースは8月から多摩地区より開始とのこと。
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