悪徳水道業者に引っかからないために その1
急な水まわりのトラブル(水漏れや詰まりなど)が起こると、修理業者に電話して修理してもらうと思います。
昔なら近所に気軽に頼める顔見知りの水道者さんがいたりもしましたが、現代はそういう人も少ないと思います。
スマホで検索して一番最初に出てきた業者や、冷蔵庫に貼ってあるマグネット広告の業者に電話したりする人も多いと思います。
でも、ちょっと待って!
その業者、大丈夫ですか?
水まわり修理の悪徳業者に当たらないために気をつけてほしいこと
その業者、どこからきたの?
まず気をつけてもらいたいので、その会社が本当にちゃんとした会社としてあるのかどうかです。
みなさんが修理業者に電話するためには何らかの広告物を見て電話すると思います。
ホームページだったり、マグネット広告だったり、折込チラシだったり、電話帳だったり・・・
その時にその会社の住所がきちんと記載されているか確認してみてください。
各地に営業所があるときはもちろんそちらも。
普通の会社なら、本社、営業所などの住所は必ずちゃんと記載すると思います。
で、悪徳業者の場合ですが、
・住所が途中までしか記載されていない。
例・広島市中区(区までのみ)
・広島市中区八丁堀1(番地が書かれていない)
・本社住所のみ記載があり、他の地域については「お近くのスタッフがお伺いします!」などと書かれている。
・そもそも住所がなく地域ごとのフリーダイヤルを乗せていかにも各地に営業所があるように見せかけている。
こんな感じです。きちんとした仕事をしているのであればちゃんと会所の住所を載せて後々まで責任を持ってアフターフォーローするのが当たり前ですが、そうではない業者が多数存在します。
その他にも、全国的にホームページで仕事の募集をして仕事が入ると各地域の登録下請け店に仕事を振るだけの業者も存在します。
この場合はちゃんと下請け店が伺うことや、その下請け店の名前などがお客様に知らされて、後々までちゃんとフォローしてくれるのであればまだましですが、ほとんどの場合はどこから下請け店さんがきたのかお客様にはわからないことがほとんどです。
こういった不誠実な業者に当たらないためには
・日頃から近くの業者を探しておく
・急なトラブルの際にはきちんと所在のわかる業者か確認する。
などしてみてください。
中にはかなり悪質な業者もいて、うちは以前よその業者に勝手にうちの事務所の住所を使われていたことがありました。
10年くらい前ですが、当時はまだタウンページが広告媒体としてそれなりに効力がある頃で、そこに4分の一ページの広告を掲載していた業者がうちの住所を勝手に使っていました。
何故わかったかというと、ある日いきなりうちの事務所にお客様がクレームを言いに来られました。顧客データを調べてもうちには該当するお客様が見当たりません。よくよくお話を聞いてみると、お客様が領収書を見せてくれました。そこにはみたこともない業者名が書かれていましたが、住所はうちの事務所の住所でした。
お客様はこの住所を探してうちに来られたそうです。
さらにお話を聞くと、最初に仕事を依頼するときにタウンページを見て電話したとのことでしたので一緒に確認してみると、確かに広告が出ていました。うちの住所で!
お客様には地は全く関係ないということをご説明してご納得いただきましたが、とんだとばっちりです。調べてみると福山市の業であることがわかりました。すぐに当時のタウンページのうちの担当者に連絡をして相手方の担当者につないでもらいましたが、
「タウンページ側ではお客様の申請を確認する義務はないので知ったこっちゃない。」
みたいな返答でした。
今ではタウンページもそれなりに確認するようですが、当時はこんな感じでゆるゆるのダメダメでした。
この時は私もかなり頭にきたので、翌年からのタウンページ広告の掲載を全て取りやめました。
信用できないところに会社の宣伝は任せられないので。
最近になって久しぶりにタウンページの担当者とあって現在では広告審査などもちゃんとしているようなことを聞きました。
なので、今月から iタウンページにだけ掲載することにしました。
今回のまとめ
水道修理業者を呼ぶ時は広告に書いてあることだけを鵜呑みにせずにその業者の住所を確認しましょう!
それではまたね!