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新スマート物流「SkyHub®」の【事例②】北海道上士幌町(かみしほろちょう)

上士幌町がが抱える課題

北海道十勝管内の北部に位置し、人口約5,000人に対して行政面積は約700平方キロメートルを抱え、畑作、酪農などが盛んな、総面積の約76%を森林が占める緑豊かな町です。

一方で、市街地の周辺には農村地域が広がり、農村地域に住む住民、特に高齢者の買い物や通院の交通弱者の問題も深刻化。また、過疎地における高齢化やドライバー減少などを背景にぬかびら源泉郷など離れた地域への物流問題も存在します。

新スマート物流SkyHub®の導入に向けて

2022年11月に、ドローンを含む次世代高度技術活用による「持続可能な未来のまちづくり」に向けて、ナイタイ高原牧場におけるドローンを活用した観光商品開発デモ飛行、日本初の次世代高度技術活用におけるドローン宅配(個宅への買物代行ドローン配送)実証、そして、温度管理・振動など繊細な管理と配送品質が求められる、日本初の牛の検体配送の実証を陸送とドローン配送のハイブリッドで実施しました。

本実証実験の動画

この複数の実証実験の内容は、実験だけに終わらせることなく、今後実際に上士幌町において実用化を目指した取組みです。

実際に新スマート物流SkyHub®のしくみの導入の第一歩としてドローンデポ®を市街地に設置し、地上配送と将来のドローン配送を想定し、地元スーパーの配送代行・買物代行サービスから開始しています。

今年9月から本格的に、地元スーパーにおける高齢者向けの配食サービスや、薬局からの医薬品配送、また農場から試験センターまでの牛の検体配送なども順次開始する予定です。

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