「au PAY」も4月に登場する!その内容は・・・
現在、同社は「通信とライフデザインの融合」をテーマに、通信事業を主軸に起きつつ、ライフデザイン事業の拡大に注力している。その過程で、重要な意味を持ちそうなのが、4月にサービスを開始する予定のコード決済サービス「au PAY」だ。
au PAYの強みは「3つ」
日本では、すでに「Pay(ペイ)」の付くコード決済サービスが乱立気味。KDDIのau PAYはすでに“後発”とも言える。
しかし、1月31日に行われた報道関係者向け決算説明会において、KDDIの高橋誠社長は「au PAYは後発でも戦える」という考えを示した。そこには、3つの“強み”があるからだ。
その1:au WALLETアプリから使える
1つめの強みが、「月間900万人が利用している」(高橋社長)という「au WALLETアプリ」だ。
au PAYは、au WALLETアプリの機能の1つとして提供されることになっている。4月のサービス開始後に行われるであろうアプリのバージョンアップによって、一気に900万人のユーザーを獲得できるのだ。
※au PAYは、au WALLETアプリに内包されるので
その2:「1000億円超」のプリペイド・ポイント残高がある
2つ目の強みが、au WALLETのプリペイド・ポイント残高だ。
au PAYでは、「au WALLET プリペイドカード」にチャージしたプリペイド残高をそのまま使える。プリペイドカードや「au WALLET クレジットカード」の利用、あるいはau通信サービスの利用などでたまった「WALLET ポイント」を「1ポイント=1円」でチャージすることもできる。
高橋社長によると、チャージ残高とポイント残高の合計金額は「1000億円超」とのこと。流通残高ベースでは、au PAYはサービス開始当初から“大規模”なサービスということになる。
※au WALLETは、チャージ残高とポイント残高の合計が1000億円を超えているという
その3:楽天との提携による加盟店の多さ
3つ目の強みが、楽天との提携だ。
KDDI(と沖縄セルラー電話)は、楽天と経営資産の相互利用について2018年11月1日に合意。この合意には、KDDIが「楽天ペイ」を始めとする楽天の決済プラットフォームを利用できるという内容が含めれている。
楽天の決済プラットフォームの加盟店は、全国に約120万店あるという。au PAYはサービス開始当初から全国トップレベルの加盟店数を擁するサービスになるのだ。
※楽天ペイが利用できる全国チェーン。au PAYは、サービス開始当初からこれらの店で利用できる見通し
コード決済界の「大型新人」 普及するかどうかは「キャンペーン」次第?
高橋社長の説明の通り、au PAYはベースユーザー数、流通残高、加盟店数の3点において、サービス開始当初から大規模なものとなる。ある意味で「コード決済界の大型新人」ともいえる。
ただ、コード決済サービスは先述の通り乱立気味で、すでに別のサービスを使っているau WALLETユーザーもそれなりにいるはず。コード決済初心者から既存利用者まで、au PAYにどれだけの人を振り向かせることができるかどうかが、サービスとしてのau PAYの成否を分けると思われる。
au WALLETは、プリペイドカード、クレジットカード、Apple Pay(QUICPay+)といった複数の決済モードをすでに持っている。ここにau PAYが加わることになるので、決済の利便性という面でau WALLETはかなり優位であることは間違いない。
どちらにしても、今年はかなりQRコード決済が国内消費を大きく変化させることは間違いないと思われる。
政府側もキャッシュレスを促しているので消費者としては、
還元の何もない現金払いをするのか?
それとも還元のあるキャッシュレスで支払うのか?
これからKDDIのAuPayなどが登場すれば、インターネット+携帯でもあるように割引やお得感が浸透する事になるので知っている人が得する構図は間違いないだろう。
ITやスマホは、という人にとっては生活上得することは殆どないからいまの内に考えた方がいいかもしれない。
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