【社員インタビュー#1】事業部長の経験則。”Nexilでの使命”
今回はNexil立ち上げから参画している杉本事業部長へQ&Aで答えてもらいました。
創業から2年ほど経った今、会社をどの様に捉えて感じているのか率直に回答してもらいましたのでご一読下さいませ。
これまでの経歴についてのご紹介
東京都内の4年制大学を卒業後、某大手金融企業に新卒で入社。都内の支店に配属後、顧客との各種対面業務の他、顧客への電話営業、法的機関との折衝など、店舗運営に関連する様々な業務に携わる。
入社1年目にして、電話営業業務において全国の営業店舗社員約2000人中1位を獲得。以後トップの営業成績を維持し続け、順調に社内での昇進の道を進むも、その後の業界を取り巻く環境の変化や法改正により営業行為が規制されはじめ、業界の将来性や自身のキャリアアップに疑問を持ち退職を決意。
その後いくつかの業種を経験した後、代表の鈴木と出会い会社創業時より参画。
新卒入社当時は過去最悪の就職氷河期と言われていた時期。大卒でも正社員になることが難しい時代で、非正規雇用の増加と共に人材派遣会社が最盛期を迎えていた。当時のデータによると規模が500人以上の企業においての求人数が約3万人までに激減。
そんな新卒就活事情の中、人材派遣業界とともに最盛期を迎えていた金融業界へ入社した。
入社してからは電話営業を主業務として行っており、時代も相まってか数字だけを追い続けなければならない環境だった。当時、来店したお客様に対応する傍ら、一日中鳴り続ける電話への対応や顧客への営業架電など、休憩を取る暇もなく必死に目の前の仕事に打ち込んでいた、、、。
仕事との出会い方
私は現在、人材事業部の部長というポジションを任されていますが、今もなおプレイングマネージャーとして若手社員と同様に自ら数字を上げるために、マネジメント業務とともに営業活動にも取り組んでいます。自分にとって営業職は天職だと考えています。営業で成果を上げる事が出来た要因は、過去を遡ると高校生時代のアルバイト経験に原点があると考えています。
高校3年生の時、元々の乗り物好きが高じてガソリンスタンドでのアルバイトを始めました。当時の店長は従業員に対して非常に厳しい人で、社員やアルバイトに対してガソリン以外の商品販売やサービス提供による売上を求めました。店舗の売上に貢献出来ていない従業員に対しては相手が高校生のアルバイトであろうと容赦無く怒鳴りつけ、厳しい指導を与えていました。私はそのような環境下において、オイル、バッテリー、タイヤなど消耗品の交換作業の提案やガソリンタンク内に入れる水抜き剤の販売などに積極的に取り組み、高校生のアルバイトながら当時の社員を上回るほどの売上を上げる事が出来ました。このガソリンスタンドでの営業経験を通して目標を達成した際の充実感や褒められる喜びを覚え、自然と営業の面白さを感じるようになっていました。
ここでの体験こそが、後の社会に出てからの仕事に対する考え方や取り組み姿勢などのルーツとなっていると感じています。
営業との離別
金融会社に勤務していた当時、業界を取り巻く環境の変化や会社がメガバンクのグループ企業となった関係で、ある時期から働き方が大きく変化してしていきました。法改正に伴う社内ルールの改変やコンプライアンス重視の会社方針への変換により営業行為を制限され、それまでの自身の活躍のフィールドが減少し、仕事に対してのモチベーションを保つことが難しくなってしまいました。これにより仕事に対しての意欲が低下してしまい、仕事のやり甲斐を見出せないまま過ごしていました。
それからしばらくして、営業をさせてもらえないのであればこの会社に勤務し続けても意味がないと考え、退職を決意しました。
代表と会い、営業と会う
その後しばらくしてプライベートでの交流から代表の鈴木と知り合いました。知り合ってから数年が経過した頃、SNSにて鈴木が起業したことを知りました。キャリアコンサルティングを事業として展開していくとの事でしたので、今後のキャリアアップのアドバイスをもらおうと自身のキャリア相談を依頼しました。その後の話の流れで個人向けの電話営業を手伝う事になり、そこで数年振りに自らが営業をする機会が訪れました。久し振りの電話営業を行うにあたって楽しみな期待反面、離れて数年が経過していたので自身の営業力が衰えているのではないかと不安も感じていました。
若いメンバーに交じっての電話営業はとても楽しく、改めて数字を追いかける仕事のやりがいを感じました。久し振りの電話営業は思いのほか上手くいき「自分はまだまだやれるぞ」という十分な手応えを感じました。
現在の自分があるのは代表の鈴木との出会いが大きかったと感じています。自分の中で忘れかけていた「仕事に対する姿勢」や自身の強みである「営業マインド」を取り戻すきっかけを与えてくれました。
Nexilにかけている想いと自分の存在
私は社内で一番の年長者ですので他のメンバーの誰よりも社会人として経験値が多いです。また大手企業での勤務も経験しておりますので、これまでの経験を活かして、単に会社の規模拡大だけでなく、組織全体や社員一人ひとりの社会人としての「質」を上げていけるよう日々意識して行動しています。この「質」は企業として重要な視座であり、これを間違えてしまうと会社を破綻させる可能性があります。企業の「質」というものを大手で体感しており、社会人経験の浅い若いメンバー達で構成されたベンチャー企業が最初からこの質感を出すことは難しいと考えています。
社会人経験の浅い若い世代のみで形成された集団が働き方や社内ルールを作っていくと、既成概念にとらわれない新しい発想の元での会社作りが実現する半面、社会の一般常識との乖離が生まれるリスクも秘めていると考えています。それは、企業活動を続ける上で関わる全ての社外の人達からの評価や信用の失墜にも繋がります。
大手企業は創業から現在までの長い年月をかけて繰り返してきた成功や失敗などの様々な経験を通じて積み重ねてきた実績の元で現在の姿があります。少なからずそこでの経験を伝えていく事が、年長者である自身の大きな役割であると考えており、社外からどう見られているかという客観的な視点での意見を提言するよう心掛けています。
またNexilの組織形成という点では社長の理想を体現するためのサポートをしています。Nexilは代表鈴木の理想を実現するための会社であると考えており、社員全員の力をもって会社を育ててはいますが、最終的な会社の方向性を決定するのは代表の仕事であると考えています。我々社員は日々の仕事を通じて会社の成長を支えるとともに社長の理想を支えています。
現在の会社の状況はというと、年齢も性別も経歴も異なる様々なメンバーが各々に出来る役割を最大限に全うし、化学反応を起こしながら順調に企業成長を続けています。急成長中の現在が会社としては一番面白いフェーズなのではないかと考えています。
このようにNexilは社内メンバー全員で作り上げている会社です。
ぜひ創業期のメンバーとしてNexilに参画してみてはどうでしょうか。
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