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SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 “NEW MIKKE”行ってきました

こんにちは。

8/7、8/8 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ行ってきました。

ライブ自体は、約1年半前のナンバーガールのワンマン「逆噴射バンド」以来、スピッツとしては2019年冬の「SPITZ JAMBOREE TOUR  “MIKKE”」横浜アリーナ以来でした。

いやー久々のライブでしたね。道中は緊張と興奮でなんともいえない気持ちでした。

新型コロナウイルスの影響でライブ自体が全くできない状況に陥ってしまいこの先どうなってしまうのかと思いましたが、こうして感染対策を講じながら開催されたことには本当に感謝しかありません。


なお、まだツアーは続いているのでネタバレしない内容にいたします。セットリストが気になる方は以下のサイトに公開されているのでそちらをご覧ください。


今回は2日間通しで参戦しました。2日間とも同じような席でした。アリーナ席の後ろ側。

幸いこれまでのスピッツのライブは席に恵まれ続け、スタンド席前方がほとんどでした。

どうなんだろうと思いましたが、ステージは普通に見えるし、ステージや照明演出、会場全体の盛り上がりを感じながら楽しむことができたので、これはこれでいいかな。


今回私が特に感動したのは、ステージ演出。

すごい、キラッキラ。

後ろの席になったからこそ分かりました。こんなにすごかったんだ。曲の雰囲気や盛り上がりにあわせた細かい演出、ステージだけじゃなく会場全体を包み込むような光。

楽曲自体がすでに素晴らしいのに、生の演奏とステージ演出で感動が何倍にも膨れ上がりました。何回鳥肌がたったことか。

お客さまに楽しんでもらいたいという思いをすごく感じました。


もう一つ感じたことが。今回のツアーはアルバム「見っけ」を引っ提げているので、セットリストは「見っけ」の曲が多めです。

音源を聴いているときはあまり感じませんでしたが、「見っけ」の楽曲の演奏を聴いていると、主張というか、歌詞のメッセージ性が強いなと感じました。

アルバム製作時の心境や世の中の雰囲気、状況は少なからず反映されているし、当時のミュージシャンがストリングスを多用していることへの反骨心で逆にバンドサウンドにこだわったというインタビュー記事を読んだことがあるので、そこらへんが影響しているのかなー。

それでもスピッツの楽曲としてうまく落とし込んでいる、すごいな〜。


合間のMCは相変わらずのゆるさで、メンバーの人の良さがこれでもかと出ていました。それでも演奏が始まると全員がキレッキレの演奏で、そこのギャップもまたたまらないのです。

また、これまでのライブのMCよりもマサムネさんのサービス精神が豊富だったように思います。要するに、いろんな歌を歌ってくれました。笑


盛り上がる曲では会場全体のテンションがあがり、往年の名曲を演奏しているときはまるで芸術を見ているかのようにしっぽり聴き込んでしまう。

セットリストのメリハリの良さも絶妙で、さまざまな楽しみ方ができるのもスピッツのライブの魅力だと思います。



後ろの席だからこそわかったのが、やはりあちこちに空席が目立っていたことです。

チケットが取れたものの、世の中の状況や様々な事情で来れなくなった人たちが多くいるということです。メンバーもMCで触れていました。

人それぞれ、職種や事情は様々ですが、こうしてまたライブが開催されたこと、自分がまたライブに行けることはありがたいことなんだと思い直しました。

ライブに行った奴がと思うかもしれませんが、大好きなアーティストのライブを断念する苦渋の決断をした人たちの胸の内を思うと心が痛いです。

また、会場いっぱいお客さんで盛り上がるライブができるように、少しでも早いウイルスの収束を願っています。自分でもできることはしていきたいと思いました。


ライブの最後にマサムネさんが「また、会います」と何度も言ってくれました。きっとマサムネさんの本当の願いなんだろうなって。


素晴らしいライブでした。また、行きます。



乱筆にて



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