<記事共有>世界初の「ロボット宅配」サービス、英ロンドン郊外で始動 新着を受け取る

感想:
英国ロンドンのミルトン・キーンズ地区で、将来的にはアマゾンを脅かす可能性のある、デリバリーサービスが始動した。

これはデリバリーロボットのメーカー「Starship Technologies」の宅配ロボットを活用した配送サービスで、月額約10ドルで多様な商品がロボットで受け取れるようになる。

「この試みは世界初の自動走行ロボットを活用した宅配サービスになる。荷物が行方不明になる心配もない」と、StarshipのCEOのLex Bayerは述べた。ミルトン・キーンズ地区の住民らは10月31日から、Starshipの配送拠点を荷物の届け先に指定できるようになった。
配送拠点に届いた荷物は宅配ロボットに積み替えられ、利用者がアプリで配達を依頼すると、午前7時から午後11時の間であれば依頼から1時間以内にロボットが荷物を配達する。

Starshipの宅配ロボットは小型犬ほどのサイズで、これまでピザのデリバリーや企業の敷地内でのコーヒーの出前など、様々な場面で活用されてきた。しかし、家庭への宅配に使用されるのは、これが初めてだ。
同社の宅配ロボットはこれまで累計2万件の配達を行い、累計走行距離は20万キロに及んでいる。

同社はミルトン・キーンズ地区に20台の宅配ロボットを導入し、5000世帯でサービスを利用可能にするという。その後、利用エリアをさらに拡大する計画だ。
Starshipは今後、宅配の荷物に限らず生鮮食料品や料理の出前まで、あらゆる品をロボットで宅配することを目標としている。

前述したように家庭への宅配にロボットが使用されるのは世界初だ。
これを機にロボットを使用した事業は拡大していけば、近い将来ロボットがほとんどの職を引き継ぐようになるかもしれない。
そうしたら、今ある職業もどんどんと人間の雇用が減っていくのではないかと思った。