<記事共有>採用担当者が面接で気にする、履歴書にのらない人間的能力5つ

感想:
とうとう私にも本格的に就活が始まってきた。
そこで今一度、面接官が具体的にどういった点に注目しているかを調べてみる。

面接官が面接で重視する点は大きく分けて5つ。
一つ目は「対立に対処できる」か。
この質問への回答と志望者がミスから学べる能力が、採用の決定に大きく影響するようだ。
面接において履歴書はあくまで基本となる資格要件を示すもの。
面接官は資格要件を満たすだけでなく、一緒に働きたいと思える人を選ぼうとしているのだ。
つまり礼儀正しく、コミュニケーションに優れ、内省ができる人。
この質問には、これらの資質すべてが反映されている。

二つ目は「前職の収入は無関係」である。
前職での給与額について気にする面接官は27%。重要している人は少ない。給与額よりもその結果をどのように捉えているか、が見られているのだと思う。
実際にこうした数字上の話はきっと深ぼらない。
その結果から、現状に満足しているのか向上心が強いのかといった結果からどんな考えを持ち将来的に伸びる人材かを見ているのかもしれない。

三つ目は強力な「ソフトスキル」。
ソフトスキルとは、コーディングのようなハードスキルよりも「性格に関係する無形の資質」のこと。例えば、「あなたの長所を教えてください」という定番の質問など。
真面目さ、素直さ、明るさなど、ソフトスキルはどんなキャリアパスにも適用できる故に、最近ではハードスキルよりもソフトスキルが重視される傾向があるのだ。

四つ目は面接での禁句。
特定の答えを求めると同時に、あなたが特定のフレーズを言わないこと。「こと」「もの」などの曖昧な表現や、「えーと」「あー」などのツナギ言葉について、半分以上の面接官が聞きたくないと答えたのだ。
口癖はなかなか治りにくいが、こうしたバズワードを減らす努力は必要だ。

五つ目は面接を終えて。
まだその会社で働きたいと思ったら、後日その仕事や会社について質問をするのは好意的に受け止められるようだ。
やはりその職に本当に関心があるのかを表す手段として、とても有効かもしれない。

こうした何が見られているかを意識することで、面接官の印象も大きく変わるのではないだろうか。