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トルコ海軍の軍艦100隻が「ボスポラス海峡」を移動!史上最大規模/イランは臨戦態勢!

今回の動画はこちらです

トルコ海軍の第艦隊が「ボスポラス海峡」を通過!と聞くと、すわトルコ参戦か❓と想起してしまいますが、今回はトルコ共和国建国100周年記念に、100隻に
1軍艦による史上最大のパレードを実施したと言うことです。
それにしても、タイミング的に、周辺国に刺激を与えますよね。

先週末は、トルコのイスタンブールで大規模な親パレスチナデモが開催されて、町中が真っ赤に染まる光景を目にした方も多いと思います。
大変な規模のものでした。

イスラエル・ハマス戦争の開戦当初は、仲介に意欲を見せたトルコのエルドアン大統領ですが、「2国家共存」の厳しさに直面してしまい、その上、国内世論が
反イスラエル一色に傾いていますので、スタンスを変えたようです。

今回の建国100周年記念パレード(海で)、軍艦100隻がボスパラス海峡を移動してみせたという行動は、トルコ史上最大のぐんじ的な“示威行動“のようにも見えますね。

歴史を振り返ると、「オスマン帝国の復活か?」と思わせんばかりの規模です。

今日はまだこちら日曜日の夜なのですが、米国のブリンケン国務長官が、直ちにトルコの外務大臣と電話会談を行ったようで、お互いがNATOの同盟国であること
と、今回のイスラエル・パレスチナ問題に対する認識について確認し合ったと言うことです。

一方、最も懸念されている国イランは、既に200機の攻撃ヘリとミサイルを使った大規模な軍事演習を実施しています。
また、イラン政府が支援する民兵らが、団結の準備を進めているとの懸念が高まっていると、イギリスの大衆紙ザ・サンが報じています。

ザ・サンによりますと、イスラエルによるガザへの地上侵攻の緊張が高まる中、

イラン政府は、既に200機のヘリコプターと、ミサイル発射装置を使った大規模な軍事演習を行ったと言うことです。

「権威1402」と名付けられたこの軍事演習には、戦車や航空機、軍隊が投入されました。

こうした動きから、イランは、「イスラエルとハマスとの間で激化している戦争に参加する恐れ」があると言うことです。

イラン国営メディアは、イラン軍のアブドラヒム・ムサビ総司令官が「我々は常に脅威に対処する用意がある」と述べたと報じました。

イスラエル政府は連日、ガザへの大規模な空爆を行い、軍隊と戦車の一部が、すでに国境を越えて流れ込んでいます(既に地上に入っています)。

イランは、今後“ヒズボラ“などの「代理テロ組織」を通じて、この戦闘に介入する可能性が高いと英国は懸念しているようです。

テヘラン軍は、国産ミサイル「ドーン」と「ダイヤモンド」のアップグレード版を使用するなどの訓練を開始しており、

ムサビ司令官によると、この演習は「軍の能力を見極め」「国の防衛と戦闘の権威」を高めるためのものだと説明したと言うことです。

イスラム教シーア派が多数を占めるイランが、こうした動きを見せるのには、理由があります。
米軍最大の空母と、精鋭の誘導ミサイル巡洋艦、駆逐艦、フリゲート艦を含む、軍艦の“怪物艦隊“が、現在地中海に集結しているためです。

空母ジェラルド・R・フォードは約5000人の船員を乗せて地中海東部に到着し、その後ドワイト・アイゼンハワー空母打撃群も投入されました。

ペンタゴンによると、これらの艦隊は、現在のガザ地区での紛争が、これ拡大しないようにするために派遣されたとしていますが、しかし、この巨大な艦隊が、周辺のイスラム教国家に刺激を与えていることもまた事実です。

米艦隊の巨大なサイズは、すでに未知の数の潜水艦や軍艦、飛行機、軍隊によって強化されている地域で、かなりの戦闘力をもたらすと、周辺国が警戒を強めていると言います、。

そのほか、レバノンとイスラエルの国境地帯に“不吉なメッセージ“が掲示されたことから、イランに支援された“民兵“が団結して、イスラエルを侵略する準備を進めているのではないか?との懸念が高まり続けています。

ハマスやレバノンの過激派組織“ヒズボラ“を含むテロリスト集団の冷ややかな壁画が今週、レバノン側の壁に描かれました。

この顔は、暗殺されたイラン革命軍のスレイマニ司令官でしょうか?

イスラエル政府は、イランから供給された武器で重武装している“ヒズボラ“を、ハマス以上の脅威と考えており、警戒を続けていると言うことです。

先週末は、各国で動きが活発化して、いよいよ暗雲が立ち込めてきた模様です。

シリアやレバノン、イランについては予測済みでしたが、トルコが100隻もの
大艦隊を動かして、「ボスパロス海峡」を移動してみせたと聞くと、やはり
世界を巻き込んだ、大きな戦いに発展する可能性を示唆しています。

そのトルコと意思を通じ合っているのが、ロシアであり、中国なのです。

しかし、今回の各国の演習や、イスラエルの実際の戦闘を見ていると、100年近く前の戦争のような「時代遅れ感」があることは否めません。
今や、行使た大規模艦隊や航空機による戦闘の時代ではなく、本気でやろうと思えば、宇宙空間を使った「志向性エネルギー兵器」などで、あっという間に地図から消し去ることが技術的に可能だからです。

では、なぜここまでして、第三次世界大戦の兆しを演出してみせる必要があるのか? この理由について、私たちは考えた方が良いかもしれません。
背後で何か別の重大なことが進行している可能性があるからです。

連日のように、悲惨で可哀想な子供達の遺体などがTVで流されて、センチメンタリズムを煽っているのは何故でしょうか? もちろん、民間人だけでなく子供までも標的にすることは、決して許されることではありません。

時をほぼ同じくして、ウオーレン・バフェット氏が「銀行株を大量に売却した」との報道も入ってきています。
この投資の神様と呼ばれる人物は、ビットコインなどの暗号通貨を「詐欺」と断定して、決して手を出すなと喧伝していたにも関わらず、自分は、暗号通貨を専門に扱う銀行に大規模な初期投資をしてボロ儲けしていたことが判明し、投資家
である以前に、人間属性としてどうなのか?と疑問を抱いたばかりです。
しかし、戦時下である今日は、彼の動きには目が離せません。
彼は重要な機密情報を、一般の人々よりも早く入手できる立場にあるからです。

イスラエル・パレスチナ戦争に気を奪われがちですが、金融リセットは2024年に
は完了させる方向で、やはり物事が動いているように気づかされました。
必要な準備はしておいた方が無難ですね。

今日もここまで、ありがとうございます。
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