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中国政府直轄の「大手信託会社」が債務不履行(デフォルト)!債務の規模は3500億元(7兆円) 相当で「恒大集団」にも影響

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囁かれていた「8月金融ショック!」の引き金を引くのは、米国でも日本でもなく、どうやら中国なのかもしれません。
中国政府直轄の信託会社がデフォルトに陥ってから1週間以上も経って、13日に香港のメディアが「中融国際信託」の債務不履行を報じました。

現在、中国政府資本のいくつかの企業グループが債務不履行の危機に陥っており、その中で、中国資本の中心企業でもあった「中融国際信託」が、多くの
上場企業から、“商品の支払い不能“を公表され、事実上の債務不履行に陥ったということです。

香港メディア「フェニックス」の報道によりますと、投資家は8月8日から「商品停止通知」を受け取っており、「中融信託」は、停止通知を受け取る前夜まで、必死に資金調達を行なっていましたが、支払い能力が無くなったとして“デフォルト“したということです。

8月11日夕方までに、仙恒国際、金博、南都地産などを含む、少なくとも3社の
中国本土の上場企業群が、「中融信託関連」の債務不履行を発表しました。

金博は中融信託から信託商品を購入し、元本6,000万ドルと、運用益426万ドルの、合計6,000万ドルをまだ回収していないと発表しました。また、南都不動産によると、「中融信託」から購入した3,000万ドルの信託商品の元本と、運用益をまだ受け取っていないということです。

Caixun News Agencyの報道によると、多くの投資家や「中融信託」の元従業員の何人かは、「中融信託」の一部の商品において、支払いが停止していることを知ったということです。

Phoenix.comによると、8月8日以降、「中融信託」の投資家らは、ファイナンシャル・マネージャーから「商品の支払いが停止された」という通知を受け取ったとして、わずか2日間で、投資家たちは自発的に「債権者団体」を組織したということです。

政府直轄企業であった「中融信託」が債務不履行に陥ったという情報は、関連企業に瞬く間に広がり、現地メディアがその規模は3500億元(7兆円)規模であると伝えています。

デフォルトした「中融信託」の金融担当者は、8月7日ごろまで不動産の売却も検討して、資金調達を行なったということですが、
8月8日に「商品停止通知」を受けて、事実上資金調達が出来なくなったということです。

同社の多くの幹部従業員らは自社商品に投資しており、中には900万元(1億8000万円)もの投資を行っていたため、既に自宅の売却を検討している者もいると報じられています。

中融資信託グループと密接な一部の近しい企業は、華夏幸福、恒大集団(エバーグランデ)、融創中国、佳兆業集団、陽光城集団、藍光集団、泰禾集団などがあります。

今回、「中融信託」が7兆円規模の債務不履行に陥ったことで、中国国内では、上場企業3社が影響を受け、同社の支払いの延滞の影響で、
元本と利息を期日までに回収できなかったため、中国の信託業界では、
現在激震が広がっているということです。

この影響でしょうか。今日のNYダウは、マイナス180ドルと値を下げ、NY為替市場は、1ドル146円台と円安が加速しました。

既にご存知のように、中国では、不動産危機が深刻化しており、住宅建設会社の「カントリー・ガーデン」が、債務不履行の危機に陥っています。
アパートの建設が途中で中断されて、購入者がお金を返せと「デモ」を行なう姿などが報道されています。

中国の住宅バブルが弾けたと同時に、政府直轄企業である信託会社がデフォルトした、ということで、この負の連鎖が、恒大集団(エバーグランデ)クラスの
企業にまで波及してしまうと、世界経済が大混乱に陥る可能性も指摘されています。

今後の中国政府の出方次第では、例えば、アメリカ国債の価値がまだあるうちに売って資金を調達し、“国家財政破綻“だけは避けたいと考えているとしたら、
どうなるでしょうか?

おそらく、米中激突の可能性もありますね。「銭の戦」が、本物の戦に発展する可能性すら考えられます。

思い返せば、先月、イエレン財務長官や、ブリンケン国務長官、そして、ヘンリー・キッシンジャーが、相次いで中国詣でをして、異例の『格下』扱いを受けたと報じられました。
一体そこで何が話し合われたのでしょうか? という動画を先月出しました。
おそらくは、不動産危機を抱えて経済危機が加速しつつある中国が、米国債を
売ろうとしているのではないか? どうか今は売らないで欲しいと、頼みに
行ったのではないか?という、NYサバイバルの見立てをお話しましたが、
もしかしたら、この時の話し合いが決裂したのかもしれません。

キッシンジャー訪中後、そうとしか思えない不可思議な現象が相次いで起きています。

中国では、大洪水が発生して多くの犠牲者を出し、三峡ダムも氾濫の危機と言われています。
米国のハワイでは、マウイ島で大規模な山火事が発生して、いまだに1000人以上が行方不明です。

関連性があると考えたくはありませんが、タイミング的に、あまりにも不可思議な符牒の流れ…。まるで何かに対して報復の報復?がなされたのでは?と
邪推してしまいます(あっても不思議ではありません)。

例の指向性エネルギー兵器などについては、今回は触れませんが、しかしながらあの山火事の燃え方の不自然さを指摘する声が、あまりにも多いのです。

家や自動車は、鉄骨を残すのみにまで完全に燃えているのに、裏庭の木が燃えていなかったりと、山火事としてはあまりにも不自然に見えます。

まだ原因が完全に特定されたわけではありませんが、一部では、発電所の電線が何らかの原因で切れてしまい、その際に発火したのではないか?とも報じられて
います。いわば「人災」かもしれないとも指摘されていますね。

マウイ島の山火事から1週間以上が経った今も、まだ被災地では十分な支援を受けられない被災者も多くいらっしゃいますので、今はまだこのことは深掘りせず、いづれ検証したいと思います。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げたいと思います。

ちなみに、ネットに上がっていた、空から光が差している映像は、合成画像(フェイク)であるとイギリスのメディアが断じています。

私は、マウイ島で山火事が起きた当日、衝撃を受けて、被災者がライブでアップする動画をいくつか見ていたのですが、上からトグロを巻くように降り注ぐような炎が一瞬見えました。山火事の炎って、ああいう風に、上から襲ってくるもの
なのか?と驚きました(ガチの映像です)。

今回は、中国の政府直轄の投資信託会社のデフォルトについてお伝えしましたが、日本もアメリカも、中国資本とは非常に密接に関わり合っていますので、
これからの動き、要注意だと思います。

今日もここまで読んでくださりありがとうございました。
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