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イスラエル軍レバノンへ地上侵攻開始!ロシアのプーチン大統領はイランと「緊急会合」中東戦争への介入間近か⁉︎

10月と言えば、「オクトーバー・サプライズ」が有名ですが、イスラエルによる4方面、5方面の戦争は、まだ故障に過ぎないようです。

現地時間の火曜日未明、イスラエル軍の地上戦部隊が、南レバノンの国境を超えて、地上作戦を開始しました。

「地上作戦」というのは、言葉のあやにに過ぎず、騙されたくはありませんが、つまりはイスラエル軍がレバノンに「地上侵攻」を開始したという方が?本来的な戦争の表現だと思います。

地上戦開始の声明は、午前2時前に発表され、イスラエル軍はこの作戦を「限定的な」作戦だと説明し、「イスラエル北部のイスラエル人コミュニティーに差し迫った脅威を与える」場所を標的にするため、「数時間前に」(時間を前倒しして)、レバノンへの進入を開始したと述べました。

また、シリアの国営通信社SANAによると、ダマスカス周辺でも爆発が報告され、首都上空では防空隊が標的と現在交戦中だということです。

アラブ系メディアも、これに対抗するために精鋭「リズワン」部隊が戦場に入ったと報じています。

イスラエルは、つい一昨日、イエメンフーシ派によるテルアビブ空港への攻撃を受けて、フーシ派戦闘員に対する長距離爆撃作戦を開始し、イランのもう一つの同盟国に軍事力を向けたばかりです。

またBBCの報道によると
イスラエル軍は、レバノンへの限定的な地上侵攻の計画を、米国が事前に察知しており、侵攻作戦は早ければ月曜日に開始されるだろうと、米国の政府関係者が明かしたということです。

レバノンでは、過去2週間で1,000人以上が死亡し、約100万人が避難を余儀なくされています。

イスラエルのガラント国防相は、レバノン国境付近の地上戦部隊に対し、陸、海、空からヒズボラを標的にする準備が整っていると語りました。

しかし国際社会からは、イスラエルに自制を求める声が高まっており、国連とEUの外交政策責任者は、地上侵攻を直ちにやめるようイスラエル政府に呼びかけています。

イスラエル軍は、ヒズボラの施設に対して今後も強力な攻撃を行う計画を立てており、ベイルートやシリアのダマスカスでも大きな爆撃音が聞こえているということです。

アメリカのバイデン大統領は「今すぐ停戦すべき」だと述べ、イギリスのダムリー外相も即時停戦を呼びかけているようですが、その声は届いてはいない様子。

abcニュースは、
レバノン保健省が、過去24時間のイスラエル国防軍によると攻撃で、105人が死亡、359人が負傷したと発表しました。

レバノンの住民がSNSに投稿したところによると、イスラエル軍は、真夜中に南レバノンの民間人の村で、国際的に禁止されている「白リン弾」を投下したと
の情報もあり、被害が拡大する可能性もあります。

またロシア独立系のメディアによると、
プーチン大統領が、モスクワで緊急会議を行い、ミシュスチン首相をテヘランに派遣して、イランの新大統領と「緊急会合」行うとのことです。
いよいよ中東戦争への直接介入について話し合うと見られており、会談の行方が注視されます!

ロシア軍による分析では、イスラエル軍による迅速な動きは、ヒズボラの指揮命令・コミュニケーション系統が、再構築される前に叩き潰そうと、レバノンへの地上侵攻を数時間前に開始したと見ているようです。

一方、トルコのエルドアン大統領は、イスラエル武力行使を止めるよう国連が勧告するよう要求しました。
国連安全保障理事会が、ガザとレバノンへの攻撃を止めない場合、国連総会に対しイスラエルに対する武力行使を勧告するよう求めたということです。

何とこれは、朝鮮戦争以来の「国連軍」の出動要請だと捉えることが出来ます。中東はいよいよ大規模な戦禍に巻き込まれて行く可能性があります。

レバノン国境地域を取材する独立系のジャーナリストは、
「レバノンへの限定的な地上作戦」という言葉は、


は西側メディアのプロパガンダであり、ジャーナリズムではない。これははっきり言うが「侵略戦争」に他ならない!と怒りをあらわにしています。


イスラエルは、この24時間の間にイエメン、シリア、レバノン、ガザを同時に攻撃した。 ⁣
これは「自衛の戦争」ではなく、領土的野心を剥き出しににした「拡大戦争」に他ならない。
まさに大イスラエル主義による領土的野心が、如実に見て取れる!と語っていますの

戦時下ですから、誤情報やプロパガンダが飛び交うの
は当然のことですが、オクトーバー・サプライズは、
むしろ、ロシアとイランの決断にかかっているように
思えます。

ロシアとイラン、そしてトルコが、いよいよ軍事行動
を取るのであれば、まさに「エゼキエル戦争」さながらの事態となるでしょう。

私はネタニヤフ首相のXをフォローしていますが、11時間前にこんな投稿がありました、

「私たちは存在そのものを賭けて戦争をしています。私たちは力を合わせ、手を携えて歩き、敵を倒すのです」。

この発言の映像がい撮影してされたものかはわかりませんが、NYの国連本部で演説した時の、青白い表情とはずいぶんと違うな、という印象を受けました。

予断を許さない中東情勢。そして35日後に迫った
アメリカ大統領選挙!
今後の動きを注視したいと思います。
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