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New Yorkで「おかしなバナナ」

なんでこんな、お題?

私は、子供の頃からのお菓子好きで、それがいまだに続いている。

だから、日本の食料品店に行けば、必ず何かしら、甘い物を買っている。

やはり、現地のスーパーでは売っていない、和菓子に手が伸びてゆく。

いわゆる、餡子もの。正直なところ、スーパーで取り扱う商品なので、日本の老舗の、和菓子屋さんの、上品な美味しさを追求してはいけない。

素朴な日本のお菓子が食べられれば、それで満足。

『おかしなバナナ』が、そのひとつ。私は、白あんが大好きで、あんぱんや、人形焼でも、白餡を食べたくなる。

何故、『おかしなバナナ』を主題にしてまで、書きたくなっかたというと、それは、『note』での、出会いが理由。

もりお ゆうさんの 『僕の昭和スケッチ』が、きっかけ

ある日、『note』内を、アレコレ見ている時に、イラストレーターの、
もりお ゆうさんの、『僕の昭和スケッチ』というアルバムに、たどり着いた。

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そこで、もりおさんが、描かれた、イラストの中に、この『おかしなバナナ』(もりおさんは、「バナナカステラ」と、呼んでいらっしゃる)を発見!

もりおさんには、どうでもいい事なのですが、思わず、「バナナカステラ」が、今、この2021年に、ニューヨークのマンハッタンに、売っています。という事実をお伝えしたくなり、コメントに書いてしまった。(ホントに、どうでもいいと思う・・・。)

観察してみたくなった

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別に、これが初めて『おかしなバナナ』を買って食べたわけではなくて、割とよく食べているのだけれど、ついつい、よく観察して、味わってみたくなった。

確かに、このBANANAという文字が、焼き型から、焼き上がってくるというのは、なんとも素朴だと思った。字体も、丸っこくて、バナナの甘さや、親近感を感じさせる。アーチ型の外形が、バナナを形取っているのは、当然の事。

何となく、いかにも合成して作られた、バナナの匂いがする。(原材料欄には、特には書かれていない。)さて、半分に割って、中を見てみると・・・

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白あんの量が、少なすぎる。でも、あくまでもこれは、駄菓子系の範疇に入るので、文句は言わない。でも、せめて、あんこは、もう少し中央に入れて欲しい。

やっぱり、白あんと、カステラの調和が、私の味覚には、絶妙に良い。これが、小豆あんだと、裏切られた気持ちになる。4〜5口で食べ終わってしまった。でも、未だ後、2本ある。

もりおさんの、イラストには、1本五円と書かれてある。レシートで確認してみると、私は$2.39 払っていた。という事は、1本79セント(約87円)になる。日本からの運送料も加算されているから、日本で買うよりは高いはず。(製造元は、大阪と記載されている。)

もりおさんが、万が一この記事を読んだとしたら、変な人がいるものだ。と思われるだろうか・・・。

でも、自分の好きな食べ物について、こんなふうに書いた事など、今までになかったから、これはこれで、何となく嬉しかったりもする。

もし私が、チョコレート・ブラウニー(*)と、『おかしなバナナ』を勧められたら、迷わず、『おかしなバナナ』を選ぶ事は、確実。:)

* かなり、コッテリ系で、甘さしっかりの、チョコレートが凝縮された焼き菓子で、チョコレートケーキより、ずっしりとお腹にくる。

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