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彼氏いません、て言えなかった。またはアラフォー(39)の恋愛事情。

ハロー。ずっと若くて可愛い気でいたら、美魔女ファイナリストたちが39歳とか言ってて、びっくりしている山田(39)です。

まだ39歳だよ?!

美魔女っていうくらいだから、50歳くらいで綺麗な女性かと思ったYO。人生、100年あるかもしれないんだよ?

さて、山田(39)はそこそこ可愛いはず?だがずっとシングルで、性格がそうとうアレ(荒れ?!)なんだろう、シングルにはもう慣れていて、出会いなんて探すこともすっかり忘れて、のんびり、隙全開で会社で働いていたら、会社にいる同僚BOYSの一人(推定33)から、突然LINEが来た。それは去年の12月のことである。

彼(推定33)はとても社交的で、会社の人気者。グループLINEでわたし(39)を見つけ、突然友達追加&メッセージを送ってきた。

ちなみに、少し話したことはあるが、部署は違うし、仕事上の絡みもほぼ皆無。そんな彼(33)から熱烈なLINE電話があった。それはとある金曜日の夜のことである。

けっこうベロベロに酔った彼(33)との会話:

彼(33):はむすたさん?はむすたさん?はむすたさんは、結婚してますか?

わたし(39):(いや、そんなに話したことないのに、いきなりその質問かーい、もしかしてわたし(39)のこと、好き?!)結婚はしてません。

彼(33):ご予定は?!

わたし(39):なんでですかぁ?えーなんで。。。

どこかの恋愛攻略本で読んだのか、彼氏いません、とすぐに答えない方が良い、ととっさに思い、かなりじらしてその日は電話をきった。

その後、一度だけキスマークのスタンプが送られてきたが、その後はなんのリアクションもなく、会社ですれ違っても特に口説いてくるわけでもなく

あー、なんだ、からかっているか、不倫キボンヌなだけかー

と、すっかり忘れていたそんな3月の金曜日、またしても酔っ払いまくりの彼(33)から電話が。

彼(33):はむすたちゃん?はむすたちゃん?はむすたちゃんは彼氏、いるの?

山田(39):えーなんでですか? なんで?

彼(33):なんでって、狙ってるからに決まってるじゃないか。はむすたちゃんは彼氏いるの?

・・・・彼氏いるの?!と再三聞かれたにも関わらず、山田(39)は最後まで、「彼氏・・・いません」

と、言うことができませんでした。

最後に、彼(33)はこう言って、LINE電話が終わりました。

彼(33):そっかぁ、やっぱいるのかぁ。。。。そーだよねぇ・・・はぁ。そうかーーーー。

というわけで、1年ぶりに口説かれたにも関わらず、独身アラフォーでもうぜんぜんあとがない山田(39)は、「彼氏いません」の一言も言えずに、この恋?!は終わりを告げ、その後彼(推定33)からLINE電話がかかってくることはありませんでした。

会社で今でもよくすれ違いますが、前のような温かい?!眼差しはなくて、彼(33)は山田(39)に彼氏がいる、と思い込んでいるので、諦めたような吹っ切れたような感じで、接してきます。

社内にも友達がぜんぜんいない山田(39)。(友達の作り方、忘れたYO)実は彼(推定33)が、既婚者か独身かも、知りません。

今回の恋をあっさりあきらめた理由は2つ:

①彼(33)が既婚者かもしれないから。彼(33)は社交的でルックスも良い。あんなのが独身で残ってますかね?33歳で?

②何度恋愛しても、最後は男が離れていく。今回も、きっと離れていく。もう、あの、喪失感は、味わいたくない。傷つきたくないって、いいと思う。そんなに頑張らなくていい。もう突き落とされたくない。

コロナが流行り、会社で働く、ということ自体が今後希少なコトとなっていくと思う。こんな淡い恋は、もう味わえないのかと思うと、本当に寂しい。最近は、「寂しい」という感情しかない。

特に話したことのない男性から、突然LINEがきて口説かれる、って、けっこう貴重なことなのかなぁ、と思う。年齢的に。

これが最後の淡い恋、じゃないことを願うくせに、「彼氏いません」の一言を言わなかったことが正解なのかどうか、今もわからない、あたし(39)。





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