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#168 正論以外に必要なことの話

こんにちは。神戸の結婚式場でマーケティング部に所属しているこーへいです。
今回は「正論以外に必要なことの話」について書きます。最近メンバーと色んなことを話したときに、「正論だけでは人は動かないよね」と言う話になり、その内容をnoteにまとめます。

それでは深掘りしていきましょう!
(約2,000文字 / 4分で読めます)


・正論だけでは人は動かない

仕事や飲み会での雑談の中で、「客観的に見てこちらの方がいいよね」や「それは一般的に考えたらこうでは?」と思いそのまま伝えても、大抵そのまま伝えたら反論され、素直に聞き入れてくれないことってよくありませんか?おそらくほとんどの人はその内容が正論だと自分で分かってはいるんです。ただ一度自分が決めたことを覆すことは自分を否定することになるので、なかなかすんなり認められない・・・。なので正論をそのまま伝えるだけでは人は動くことはできません。

「自分のことではなく結果にコミットしろよ」という意見もあるかと思いますが、色んな年代が集まるチームではそれだけで全員をまとめることができないため、正論以外に人を動かす何かを見つけなければいけません。

・あなたナイズが必要

ではそのために何が必要かというと、その人にあった提案をすること、つまりはあなたナイズが必要です。あなたナイズというのは相手(=あなた)に響くように変換した伝え方です。たとえば周りの意見を聞いて違う方法を模索した方がいいときに、当然そのまま伝えても行動に映すことはありません。ではその場合はどうするのかというとまず相手の話をじっくり聞いて、相手の意見の良いところを伝えましょう。そしてその人の考え方を受け入れた上でそれだけでは求める内容としては物足りないこと、周りの人に聞いて一度アイデアを相談してはどうだろうか?と伝えてみましょう。

・コミュニケーションを取り続けること

これまで話したことは全て相手と信頼関係を築いていることが大前提になります。信頼関係があるからこそ「この人だから聞いてみよう」と思ってくれたり、すんなり自分が伝えたことを受け入れてくれることもあるからです。そのためには普段からのコミュニケーションに意図を持って挑んでください。何気ない会話でも年齢、性別によって相手がどう感じるのかも違いますし、相手のこれまでの人生で言われて嬉しい言葉、逆に言われたくないこともあります。そのことを知らずに話していると、自分が発した言葉ひとつで相手の心の扉が開くことも、固く閉じることもありえる。だからこそ何気ない雑談からでも出身地や部活、これまでのアルバイトなどその人を知る内容や趣味などの好きなものでは相手の思考まで知ることがとても重要になります。そうした会話から相手のことを知り、適切な距離や気をつけるべきことなどを把握すると、正論にプラスした言葉がすぐ頭に思い浮かぶはずです。

・とにかく聞く、聞く、聞く

コミュニーケーションをとるといっても自分が話しすぎては元も子もありません。基本的には相手が8割話すぐらい、自分は聞き役に徹しましょう。でも私もそうですが、好きなことや話したい内容になるとどうしても語りたくなってしまうもの・・・。こればかりは仕方ないのですが、今回でいうと相手のことを聞く必要があるため、ひとつの方法をお伝えします。それはかならず会話の最後は質問で終わることです。

例えば研修で初めて会うメンバーとの会話で、

自分:出身はどこですか?
相手:大阪です。
自分:大阪なんですね!大阪のどこですか?
相手:心斎橋です。
自分:心斎橋なんですね!ずっと地元だったんですか?
相手:いや、実は学生時代は〇〇にいて〜

と自分の会話では必ず質問で終わり、相手が答えるようにしているんです。そうすることで相手が質問を考える手間がなく、質問に対して答えてくれます。そこから相手のことを色々知ることで、その人について知っていきましょう。ちなみによく聞かれるのは「どうしたら質問がうまくできますか?」ですが、答えはひとつで「とにかく場数を踏むこと」これに尽きます。このご時世、本はもちろんYouTubeやTikTokで質問力について学ぶことができるため、まずそこから始めてもいい。ただ結局最後は自分が先輩後輩、初めて会う人や同じ部署内のメンバーにひたすら実践して身につけるしかありません。もちろん質問に失敗して変な空気になることもあります。でもそれでいいんです。大事なのは「この質問は相手に伝わらなかったので次はやめておこう」や「なぜ変な空気になったのか?」を考えて答えを出すことです。失敗はできれば避けて通るに越したことはありませんが、失敗から学ぶこともあります。特に新入社員は積極的に質問をして、自分の中で自信と質問の引き出しを増やしていきましょう。その積み重ねが2年目、3年目のときに大きな差となり周りより数段上の世界に行くことができます。


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