ミニチュア風動画を見れば、来る夏にワクワクする
以前、写真をトイカメラ風に加工してみる、という記事を書きました。
『トイカメラ風に加工すれば、夏の終わりが切なくなる』
https://wepress.web-magazine.jp/2021/10/01/20211001/
<Photograph+ 一眼トイカメラ(¥120)>というアプリを使えば、ミニチュアを撮ったように加工できる、という内容でした。
その際、「ミニチュア風の写真は、チルトシフトレンズというものを使えば、一眼レフなどでも普通に撮ることができます」と書いています。
その「チルトシフトレンズ」を入手したので、今度は動画に挑戦してみた、という内容です。
チルトシフトレンズで撮ってみた
チルトシフトレンズというのは、途中でぐにゃりと曲げることができ、ピントの合う範囲を狭めることができるレンズです。
これで撮影したのがこちら。
サンプル1
サンプル2
ミニチュア感が満載で、ずっと見ていられそうです。
スマホ無料アプリで撮ってみた
<Miniatures>というアプリ(無料版)で撮ってみました。
これは、上下にぼかしをつけて撮ることができるアプリ。
撮影中、プレビュー画面が表示されています。
また、自動的にビビッドな加工が施されています。
このアプリの特徴としては、タイムラプス撮影であるということ。
つまり、間隔を空けて写真を撮り、それらをつないで動画に見せています。
サンプル3
とても短い動画だったので繰り返し再生にしています。
また、非常に風が強く、板状のスマートフォンは思いっきりその影響を受けてしまってます。
これもまた、ミニチュア感が楽しめました。
動画編集ソフトでミニチュア加工してみた
さて、このチルトシフトレンズは「画面の上下に強いぼかしを加えて」撮ることができます。
これはつまり、編集ソフトを使って「画面の上下に強いぼかしを加え」ることができればミニチュア加工ができるということですね。
こんな感じでまず普通に動画を撮りました。
これをもとに、次の加工を施してみました。
・上下にぼかしを
・ビビッドに加工
・早回し
※「速度を早くするとミニチュアっぽい」という記述があり、なるほど、と思いました。
サンプル4
いい感じです。
まとめ
写真よりも動画の方が没入感が味わえますね。
同時に、「高いところから見下ろして撮る」ことができるロケーションこそが命であると再認識しました。
そういう意味で、土手の上から見下ろして撮る、というのは一つの成功パターンですね。
土手を移動しているうち、なんでもない景色もミニチュアに見えてきたのでした。
※ただの写真です。
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オリカワシュウイチ
映像クリエイター/絵コンテコーチ
初心者の映画制作をサポートする活動を全国で続ける。埼玉在住。
仲間ゼロ・カメラ1台から映画作りをスタートし『映画工房カルフのように( http://karufu.net/ )』を立ち上げ、セミナーやワークショップを通して、これまで1000人以上に映画作りをアドバイスする。スタローンに生で会ったことのある広島県人。著書に『事例で学ぶ1分間PR動画ラクラク作成ハンドブック』『iPhoneで作ろう ビジネス動画の教科書』(共にペンコム)がある。
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