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zoomの背景をブランディングに使う9つの方法
もうすっかりビジネスシーンになじんだ感のある、zoomを始めたとしたオンラインミーティングツール。
それらを利用する際、「自分の背景をどうするか」というのはこれまでも気になってきました。
全員共通の会社ロゴ入り背景を使ってる企業などもありますね。
研修講師を頼まれた時も、「背景で何か見せられたりしますか?」なんて聞かれたことも。
例えばzoomでは、バーチャル背景として画像や動画を追加できます。
今回、背景でブランディングというか、個性を出すための9つのアイデアをまとめてみました。
※zoomの話になると、僕の顔がたくさん登場する記事になってしまうこと、先にお詫びしておきます。
【アイデア1】ロゴを入れる
これが一番無難でよくあるものではないでしょうか。
企業で「これを使え」と言われれば話はここで終わりですが、自作する場合は、自分の頭がロゴに被らないようなサイズやレイアウトを考えるといいと思います。
【アイデア2】QRコードを埋め込む
これもよく使われるようです。また、プロフィールなど文言を入れる人もパターンも。バーチャル背景を名刺のように使う、という感じですね。
ただ、文字が入るとそれに目が行ってしまい、肝心のトークへの注意力が散漫になる気もします。
【アイデア3】専門分野の写真を使う
僕が一番利用するのはこちらです。
視覚的な情報量はとても多く、同時に印象に残る度合いも強い。
人によっては、自分が撮った写真とかイラストなど作品集として掲載するのもいいかもしれません。
【アイデア4】コピーを載せる
使い方はロゴに近いですが、キャッチフレーズを載せるのもいいかもしれません。
打ち合わせの時間中ずっと視界に入ることで、メッセージなど強烈に記憶に残るでしょう。
右は、言いにくいことを載せるアイデア。しかし、逆効果になる可能性も否定できません…
【アイデア5】イメージ戦略
いいイメージの画像を使い、視覚的に自分の印象を上げる作戦です。
「かっこいい感じのオフィス」とか「梅雨の季節にスカッとした景色」とか。
虎の威を借る狐ですね。
【アイデア6】雑談のネタを提供する
「これ僕の故郷の景色なんです」「こないだ行った札幌、もう雪が積もってました」
など、会話のネタに使う方法もいいかなと思いました。
相手との関係性に寄りますが、オンラインで会話が止まるのが怖い人にとっては、意外と使えるかも!?
【アイデア7】背景で遊ぶ・飽きさせない
「何の映画のワンシーンでしょう?」など画像クイズを何枚か切り替えたり、漫画素材を使って笑わせたり。
まあ見ての通り、友人や緩い関係性の人とのオンライン飲み会用ですね。
【アイデア8】営業や提案の一助にする
「こんな雰囲気でワークショップやってます」「これだけの映画本のエッセンスを詰め込んでます」とか
営業や提案にも使える気もします。
対面だと相手の目の前に広げる資料を、背景に使うアイデアです。
【アイデア9】動画を利用する
ちょっと分かりづらいですが、左の例は電車の先頭車両から撮った映像を流しています。
また右の例は、撮影風景を延々見せています。
ただし、動画はかなり目を引くため、話が頭に入ってこない可能性もあります。
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今回試してみて、いくつかの気づきがありました。
背景に使う写真や動画は「画面の左右がメインである」
一般的な写真や動画は、「中央がメインである」ことが多いですね。
そのため、これまで撮った写真や動画の中から、記事内容に合うものを見つけるのに苦労しました。
画質はやや悪いくらいがいいかも
zoomの中央の人間の解像度が低いのに、背景だけくっきり高画質、というのに違和感を覚えました。意図的に背景も画質を落としたり、軽ーくぼかしたりすると、さらにマッチング具体が高まるなと思います。
また、動画は1280×720以下で作成する必要がありますが、もっと画質が悪くてもいいと思いました。自動的に再生されるようなので、シンプルなループできそうな映像がいいでしょう。
ちなみに、【アイデア9】でご紹介した電車動画が、今回の記事の中で一番のお気に入りです。一緒に電車に乗って移動しながら会話してる感じになります。(使い道にちょっと悩みますが)
背景を合成に見せない方法もある
カメラのアングル、服装とのマッチング、光の色味や方向、画質・・
こういったものを揃えることで、合成なのに合成に見えない見せ方ができそうだと思いました。
「そんな場所で何やってるんですか!」とか「すごいところにお住まいなんですね」とか。
一手間かければ、さらに遊べそうです。
オンラインのミーティングや講義は、対面に比べるとどうしてもちょっと味気ない。
だから、許される場面でなら、ちょっとした遊び心があってもいいのかな、なんて思いました。
皆さんも一度考えてみませんか?
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オリカワシュウイチ
映像クリエイター/絵コンテコーチ
初心者の映画制作をサポートする活動を全国で続ける。埼玉在住。
仲間ゼロ・カメラ1台から映画作りをスタートし『映画工房カルフのように( http://karufu.net/ )』を立ち上げ、セミナーやワークショップを通して、これまで1000人以上に映画作りをアドバイスする。スタローンに生で会ったことのある広島県人。著書に『事例で学ぶ1分間PR動画ラクラク作成ハンドブック』『iPhoneで作ろう ビジネス動画の教科書』(共にペンコム)がある。
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