画期的な機能はもういい。10年動くスマホを開発してくれ
参考図書:資本主義の次に来る世界
2007年にiPhoneが登場してから早17年。
AppleやGoogleは自社製のスマートフォンに革新的で使われない機能を搭載し続けることに必死だ。
スマホに多くの機能が搭載できるのは良くわかった。
世界トップクラスのエンジニア達の今後のご活躍をお祈り申し上げたい。
で、バッテリーが劣化しないスマホはいつ開発していただけるのだろうか?
画素数が上がったから機種変する人、いる?
機種変のきっかけは大抵、「バッテリーの劣化」、もしくは「動作不良」だろう。
いずれにせよ言いたいのは、
画素数の増加や機能面の充実を理由に機種変する人間は少数派ではないだろうか?
「カメラの性能が上がった?よし!機種変だ!」
そんな人間はいない。
本当の写真好きはスマホに要する10万円で一眼レフを買っているはずだ。
「計画的陳腐化」というやるせない概念
3年弱という短い期間で壊れるスマートフォン。
年1ペースで行われる新たな機能を搭載したモデルのプレゼン。
機種変を考える頃には、あなたのスマホは現行から3世代前だ。
お金儲けがうまい。
時価総額トップの企業は伊達じゃない。
恐るべし資本主義
頑丈なスマホが開発されないのは、売上が減るからではないだろうか。
顧客が新しいモデルを定期的に買ってもらえるように、
意図的にすぐに壊れる設計をしているのではないか?
バッテリーが頑丈で動作不良を起こさないスマホは、
利用者が機種変もしない(儲からない)、
そして修理にも出さない(儲からない)。
企業の使命は利益を最大化することだ。
屈強なスマホは、そんな資本主義社会にはそぐわない。
小さい画面に意味不明なくらい大量の機能を詰め込めるなら、
その分バッテリーに技術を詰め込んでほしい。
もう一度、
世界トップクラスのエンジニア達の今後のご活躍をお祈り申し上げたい。
余談
勤務先はMacbookが支給されているのですが、
3年働いた今、若干動きが鈍くなってきています。
もしかしたら計画的陳腐化の波そのものなのかもしれない。
一度、水をこぼして本体に少し侵入したうえ、挙動がややおかしな時期がありましたが、気のせいでしょう。
Appleの策略です。
おわり