他人の結婚式、むしろ3万円貰えないかな

参加費30000円のイベントなんて、
誰が行きたいと思うのか。

結婚式も葬式みたいに、
それっぽい呪文唱えて終わりでいいんじゃないかな

永遠の愛を誓うイベントに他人を呼ぶ理由

個人が立てた目標は友人に公言するとよい、と本で読んだことがある。
友人による監視の目が入ることにより、サボりを防止する効果があるらしい。

「筋トレサボろうかな…いや、毎日やるってアイツに言っちゃったしなぁ…やるか…」

式場に友人を呼ぶ理由にも納得がいく。

永遠の愛を誓うということを他人の目にも見てもらうことより、離婚しにくい状況を作ることになる。

離婚するということは、わざわざ参萬円を払ってご来場いただいた、皆様を裏切ることになる。あのときの永遠の愛の誓いは嘘であったと、堂々と公言することになる。

「永遠の愛サボろうかな…いや、誓うって皆さんに言っちゃったしなぁ…やるか…」

ご祝儀は、祝うために渡すものではない。
夫婦という面倒な関係性を一生続けなければならない負担への労いと、離別しないことを約束させるプレッシャーを与えるためだ。

で、なんで三万円なんだい？高いよ。

本当に2人が幸せなら、人呼ばなくていい

幸せであることを顕示する必要なんてない。他人からの賞賛が必要というのは、自分の内部で完結できていないとき、つまりは不安が残っているときです。

心配事が多いときほど、誰かに大丈夫だ、と声をかけてほしいでしょう。

結婚する際、誰かにおめでとうと言われる必要がどこにあるのか。

挙式と披露宴がなければ、2人のつながりが確約されないとでも言うのか。

今までの交際期間は何だったのか。

牧師とご祝儀無しでは、幸福を実現できないということで差し支えないか？

　

やるべき理由が私には思い浮かばなかった。披露宴は特に。

むしろ、お金をかけるべきなのは結婚したその後でしょう。子育とか引っ越しとか。

結婚するだけの相手がいるということだけで
もうそれ以上は望まなくていいでしょう。ということで、ご祝儀はもう廃止するか、安くしてください。神様。

ちなみに、この記事書いている20分後には挙式の受付開始です。よろしくお願いします(?)

余談

幸せな2人は、数ヶ月前から予定を抑えてくる。
2人が永遠の愛を誓うのを監視させる役割を押し付けられる。で、30000円の費用が発生する。

ご祝儀の相場決めた人、本当に論理的だったのか？

もし、"割り切れないから"奇数で妥当な数字にしたのが広まったとかいう、スピリチュアル寄りな理由だったら、もう赦さない。

ブライダル業界は都合が良いのでしょう。
ご祝儀で新郎新婦がある程度は負担額を回収できる想定のうえ、アホのように高いプランを決行できるので。

飲み会行かないキャラに結婚式行かないキャラも必要か？

結婚式の断り方、マニュアルが欲しい。
「他人の幸せより、自分の幸せに投資することに精一杯」とか言っとけばいいのかな。30000円で好きな場所に日帰り旅行でも行きたいです。

おわり