【マスターデュエル】鉄獣剣闘獣デッキ考察【レシピ有】
どーも、デュエリストの皆々様。
新人類です。
ご飯を食べるように、マスターデュエル 、やってます。実質1日4食。カロリー過多によりバイサー・ショックデッキ相手にLO負けしたのはこの漢。
なんだかんだマスターデュエルサービス開始からもうじき3ヶ月。
え?3ヶ月?もう1年はプレイしてるはずだが?
ワワーッ!?
というわけで、今月もプラチナ帯で100戦の集計を終えたデッキがありますので、そそくさと紹介したのちに、僕はシンクロフェスティバルに戻る次第です。誰か代わりに書いて。
本日晒しあげますデッキ名は「脱法EX倶楽部」。
この国では鉄獣剣闘獣と呼ぶみたいです。日本語難しいね。
デッキレシピ
メインデッキ
鉄獣戦線 フラクトール x 3
鉄獣戦線 ケラス x 3
鉄獣戦線 キット x 2
鉄獣戦線 ナーベル x 2
剣闘獣 アウグストル x 2
剣闘獣 オクタビウス x 1
剣闘獣 ノクシウス x 1
剣闘獣 エクイテ x 1
剣闘獣 ダリウス x 1
レスキューキャット x 3
D.D.クロウ x 1
獣王アルファ x 1
ダイナレスラー・パンクラトプス x 1
原始生命体ニビル x 1
灰流うらら x3
増殖するG x 3
炎舞-天キ- x 3
おろかな埋葬 x 1
再起する剣闘獣 x 1
サンダー・ボルト x 1
ハーピィの羽根箒 x 1
ライトニング・ストーム x 1
金満で謙虚な壺 x 2
禁じられた一滴 x 2
墓穴の指名者 x 2
抹殺の指名者 x 1
鉄獣の抗戦 x 1
EXデッキ
鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ x 2
鉄獣戦線 徒花のフェリジット x 1
鉄獣戦線 銀弾のルガル x 1
鉄獣戦線 塊撃のベアブルム x 1
戦華盟将-双龍 x 1
剣闘獣 ドラガシス x 1
スレイブパンサー x 1
アクセス・コード・トーカー x 1
召命の神弓-アポロウーサ x 1
転生炎獣アルミラージ x 1
剣闘獣総監エーディトル x 1
剣闘獣ガイザレス x 1
剣闘獣ヘラクレイノス x 1
剣闘獣 ドミティアノス x 1
鉄獣剣闘獣の特徴
剣闘獣と言えば、戦闘を介してアドバンテージを稼ぎつつダメージレースを制していこうというデッキ
というのは平成の話。時は令和、そこはそこ、しっかりとズルをしていくのが今の剣闘獣。
そう、このデッキはまともに融合しないしまともにリンクしない。なんちゃってリンクと踏み倒し融合召喚をしていこうという「脱法EX戦法」が主な戦術となる。
鉄獣戦線の共通効果はご存知だろうが、改めて。
ぼぼぼ墓地からリンク!?(様式美)
この大変にズルイ効果から、積極的に出していきたいのはこのモンスター
墓地のビーストモンスターを除外してドラガシスを踏み倒し召喚。
さらに戦闘を行なったBP終了後に2体の上級剣闘獣(今回のレシピではアウグストル・ノクシウス・オクタビウス)特殊召喚。
さらに上級剣闘獣2体でエーディトルを融合召喚し、さらなる展開を狙っていく事になる。
そう、みんな大好き「召喚条件を無視して特殊召喚する」。しっかりと召喚条件を無視して令和を生き抜こう。
展開ルートは長くなるので、とりあえず最低限必要な墓地のビースト2枚+鉄獣モンスター1枚からの盤面だけ書くと、
剣闘獣ドミティアノス(モンスター効果無効破壊)
剣闘獣ヘラクレイノス(手札の数だけ魔法罠無効破壊)
2400アポロウーサ(モンスター効果3回無効)
こんな具合になる。何これめちゃくちゃ強いじゃん。
こうしたズルを繰り返して気持ち良くなるのが鉄獣剣闘獣の動きになる。と思う。多分合ってる。
シーズン4戦績
なんか、思ったより勝てなくね?っていうのが個人的な感想。
鉄獣戦線という原マスターデュエル界を牽引するチートエンジンを使っておいて、である。
アダマシア全敗マジ?
まず、僕の構築とプレイが浅いという前提があるだろうか、いやない(強硬派)。
実のところまあまああるのだが。それを差し引いても勝率は10%上がるかどうかというのが今回の所感。デッキを触った感触を生でお届けしたいと思う。
剣闘獣を引いてはいけない
これがこのデッキ最大の短所と言える。
鉄獣剣闘獣は「剣闘獣を引かずに、剣闘獣を旨味成分を引き出す」がメリットな反面、剣闘獣をハンドに入れてしまった枚数だけ戦局が不利になってしまう。これが致命的。
では、引きたくないカードがデッキにある時、皆さんはどうするだろうか?
そう、「デッキ枚数を増やす」。正解。引きたく無いカードの代わりにキーカードのサーチや強力な汎用カードでデッキを埋める事で、手札の質が高まる確率を上げる。これが基本的な対処法であろう。だがしかし。
フラクトールかレスキューキャットを握りたい
鉄獣が初手に欲しい初動カード。それがフラクトールとレスキューキャット 。天キを合わせてたった9枚しかない貴重な初動カード。これを引くにはどうしたら良い?
「デッキを40枚に収めてさらに圧縮・ドローカードを入れる」。そうだ。
おや?
引きたく無いカードがあるから枚数を増やしたいのに、引きたいカードが少ないから枚数を絞りたい。
これこそが、新人類デュエルを持ってして、構築の穴が胃に穴を空けたといわしめる所以だ。なんて事だ。矛盾している。
デッキ構築において、採用枚数を最後の1枚まで考え抜いてある、理に適った美しい並びに惹かれてしまう僕なのだが、正直プラチナ1まで使ってきてまだ吐き気がする。
「仕方なくこの構築になる」そんな嘆きが今回の構築から聞こえてきてしまう。ただまあ、これだけ矛盾した構築をギリギリのところでつなぎ止めてくるカードが「金満で謙虚な壺」だ。
環境デッキにしばしば投入される通称「金謙」。このカードは、1枚初動が増えた現代遊戯王において、初手のハンドの質を高める非常に強力なカードなのだが、この鉄獣剣闘獣では「引かれるはずだった剣闘獣を避けて、埋まっていたはずの鉄獣を引き入れる」という大切な特性を持つ。
本当に、この壺がなければデッキにすらならなかったであろう事を考えると恐ろしい。
そして、悲しい現実がもう一つ。剣闘展開が真にメリットとなるのは、「ギリギリのリソースで戦うときの制圧能力」
簡単に言うと「ハンドに鉄獣1枚、墓地のビーストが2枚」これしかリソースが無いときくらいしか旨味が無いのだ。
と言うのも、鉄獣はフラクトール+ビースト1枚でリーサルに持っていけるワンキルルートを保有している上、先攻では剣闘獣はやることが無いので普通に鉄獣展開をする事になる。
十二獣鉄獣や、LL鉄獣のような、鉄獣が持つ「結局フラクトール引けなきゃダメ」という課題をクリアするギミックを、剣闘獣は備えていない。がんばれ剣闘獣。あと一歩強化もらえば壊れるぞ!
総評
「気持ち良いけど、最適じゃない」
そんな感想を、抱かずにはいられない
曲がりなりにも一緒にプラチナ1まで駆け抜けた今回の相棒なので、しばらく間を置いてもう一度構築の挑戦したい。
そう、あのカードが実装されればまた事情が変わるのだ
マジこのカード書いてある事意味わからんくない?
次回はサイレントマジシャンを絡めた召喚ドラグマを紹介できたらと思います。
ではまた。