見出し画像

『温泉むすめ』4年連続5回目のイベントで飯坂温泉が沸騰! サプライズで吉岡茉祐の誕生日祝いも

日本全国の温泉地をモチーフにキャラクター化を行ない、地方や観光地の魅力を知ってもらうことを目的とした地域活性化プロジェクト『温泉むすめ』。そのなかでも当地が大きな盛り上がりを見せている福島県の飯坂温泉で、4年連続5回目となるイベントが、2024年10月27日に福島県・パルセいいざかで開催されました。この「温泉むすめ ミニライブ&トークイベント in 飯坂温泉 vol.3」にはご当地温泉むすめとなる飯坂真尋役の吉岡茉祐さん、さらに湯村千代役の高木美佑さん、小野川小町役の村上奈津実さんが参加しました。

今回のイベントは“初”となる試みが満載。ステージ上で第3部「Special Guest Party」やDJプレイが行なわれただけでなく、会場のロビーでは恒例の地元の人々による物販に加え、地方初となる約25着の『温泉むすめ』衣装や飯坂真尋とリアルタイムで会話ができるキャラクターAIを展示。のべ700人に及ぶファンに『温泉むすめ』のさまざまな魅力を伝える催しとなっていました。

第1部の本編は「飯坂温泉 熱いぜ!!プレゼン」というトークコーナーからスタート。温泉の泉質や効能、イベント、真尋ちゃん熱などが吉岡さんの解説を交えて紹介されるなか、「グルメが熱い」という話題ではさまざまなフルーツの産地である福島らしくシャインマスカットやラ・フランスがステージに登場。その試食時に張り切っていたのが高木さん。ラ・フランスを食べると「すごく瑞々しい。もっちりしているくらい実が詰まっている」としっかり食レポし、シャインマスカットはおかわりをしたうえに完食してみせます。

続いての「たくさん答えて!真尋ちゃんAI」は、この日会場にも設置されていたリアルタイムで会話ができる“真尋ちゃんAI”を使ったクイズコーナーで、質問に対して返ってくるであろう答えを3人が予想するというルールです。ここでは村上さんが活躍し、「マイブームを教えて!」「飯坂でお土産を買うなら何がオススメですか?」といった質問への真尋ちゃんAIの答えにニアミスを続けます。しかし最後の「『温泉むすめ』で一番の友だちは誰ですか?」という質問には、吉岡さんが「なぜか慕ってくれている東山季利花」とドンピシャの正解をして貫禄を見せます。

トークパート後はスペシャル朗読劇「激アツ!人生のルーレット」へ。温泉むすめの3人が人生ゲーム風のルーレットをするという内容でしたが、小野川小町の妄想と暴走を中心に会場は終始笑いに包まれます。その後は2025年に新潟県・松之山温泉や鳥取県・三朝町で行われるイベントが紹介され、さらに新情報として、2024年12月21日(土)のトークイベントや2025年2月5日(水)・6日(木)に開催される「宿フェス2025」への参加がアナウンスされました。

続いてステージではDJたんくによるパフォーマンスが開始。『温泉むすめ』では初めてのDJタイムでしたが、飯坂真尋の「アッツイ!熱いぜ!!」から「咲かせよ 沸かせよ バンバンBURN!」まで久々の曲や近年のソロ曲を交えた縦横無尽の選曲に観客も大盛り上がり。

すっかり温まった会場にさらに熱気を呼び込んだのは、制服衣装に着替えた3人の声優による「情熱のパラディソ」。『温泉むすめ』のユニット・AKATSUKIによる楽曲ですが、事前に発表されて話題を呼んでいたように今回はカバーがライブの中心に。続いて7人ユニットのAdharaの「イプシロン進化論」を高木さんと村上さんが、「孤高のピエロ」を吉岡さんが歌唱。吉岡さんは「Adharaの曲は元々大好きだったので『これをライブでやらないのはもったいない』とずっと言っていたけど、まさか自分のやることになるとは」と思い入れたっぷりに語ります。

そして各温泉地の観光大使になっているキャラクターが集結した時だけ披露されるユニット・Ambassadorの「涌遊スマイルパワー」ののち、3人がミニライブの締めに歌唱したのは大定番曲となっている「青春サイダー」。タオルが咲き乱れた客席に、最後は声優陣が手に持つタオルを投げ入れ熱狂のライブパートを締めくくりました。

エンディングトークとして村上さんと高木さんが締めの挨拶を行い、残るは吉岡さんのみ……となったところで、彼女にはサプライズで誕生日のお祝いがスタート。11月7日生まれということで「全然先だよ!」と鋭くツッコみつつも、吉岡さんは飯坂温泉の人々から花束とケーキをプレゼントされ、会場中からの「ハッピーバースデートゥーユー」の歌を受け取ると満面の笑みを見せます。そして最後はみんなでケーキを食べ、熱気と祝福ムードに包まれてイベントは幕を下ろしました。