小さいながら、「映え」の一翼を担う。
「映え」という言葉が相当浸透しているようなので、私も使わせてもらいます。
でもここでは、かの有名なSNS映えではなく、食卓映えです。
結婚をして、自分で毎日の食卓のコーディネートをするようになってから、自分の好きなお茶碗、食器、お箸、コップなど作った料理を美味しく見せてくれて毎回テンションが上がるように色々工夫しました。
実家にいた時は、母が食卓コーディネートの役割を担っていたので、食事の時の食器などに全くこだわりがなく、料理の方に全集中。自分でやってみるようになると、母の気持ちがよくわかる!
食器棚はぱんぱんなのに、増えていく食器たち。
家族の人数の3倍はある箸の数。
そんなに買ってきてどうするんだ、という父の小言は全く気にしない様子。
昔の私は、父の意見に賛成でした。
しかし、毎日自分で料理をするようになり、ましてやそれを食べてくれる人がいるとなると、話が変わってきました。
毎日毎日同じ食器、箸、コップ・・・飽きるんですね。作っている料理は毎回違うのに、それと一緒に食卓に並ぶものが毎回同じメンバーだと、う〜ん、美味しそうに見えなくなる。見慣れてしまうからでしょうか。そうなると、新しい食器を買ったり、ちょっと違うお箸を買ったり、気分を変えたくなります。どんどん物が増えていく・・・。
それでも毎回の食事が楽しく、明るく、美味しくなるならばいいと思うのです。
そんな中、我が家が注目したのは箸置きです。箸置きは小さいながら、それ一つで食卓コーディネートに結構な影響を与えると思うのです。箸置きを毎回変えるだけでもかなり気分転換になっていますし、毎回使っているとあるのが当たり前、ないと何だか食卓が映えないと感じるように。箸置きならあまりかさばらず、収納にも困らず、ということで気に入ったものを見つけると迷わず購入するようになってしまいました。
食卓で箸置きを使う習慣がない方、自分の好きな箸置きを買って使ってみてください。きっと、それがないと寂しく感じられるようになると思いますよ。