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NR#6(番外編)Steve* Music 城 隆之(no.9)は、夜な夜なサンプリングを重ねることで進化する。編集後記


みなさん、こんにちは。newton radio第6回目の放送、番外編『作曲家 no.9(城 隆之)が音楽にのめり込むきっかけはサンプリングミュージック。』がアップされました!

newton radioって何?という方はこちらをご覧ください。

newton radioは「何かに惹かれて生きてきたボクらが、どうしようもなくキミに惹かれる理由。」をテーマに掲げ、様々な領域で活躍するクリエイターや企業のブランド担当者をはじめとする、ボクらがどうしようもなく惹かれるゲストを招き、そのゲストになぜ惹かれるのか?という「引力」の解明を目指す音声番組です。

 

前回の放送に続き、newton radio番外編をお届けします。
通常の放送では、何かに惹かれれいるであろう魅力的なゲストをお招きしてトーク繰り広げるこの番組。番外編では40代のパーソナリティ3人が更に魅力的な大人になることを目指して、まずは自分たちで、自分たちの「惹かれているコト・モノ」について語り・語られ尽くすことでお互いのパーソナルな魅力に迫っていこう、という趣旨でお送りしていきます。

番外編3回目のメインパーソナリティーはSteve* Music エグゼクティブプロデューサー/アーティストの「no.9(城 隆之)」さん。テーマは『サンプリングミュージック』。「待ってました!」と言わんばかりの期待値で迎えたno.9の音楽回。ラジオから聞こえる音が、どんどん音楽になっていくまでをまるっと納めました。今回は特に編集後記では到底語り尽くせない”音の魅力”満載です。ぜひ音声と一緒にお楽しみください!

※この記事では要点だけをまとめていますので、生の「声」を収録した音声版を聴きながら読むのがおすすめです。

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newton radioメンバー

(左)太田伸志(中)加来幸樹(右)no.9 城 隆之

加来 幸樹

株式会社サインコサイン 代表取締役社長
1983年福岡県生まれ。九州大学芸術工学部卒業。2018年にサインコサインを設立。「自分の言葉で語るとき、人はいい声で話す。」という理念のもと、企業理念や個人理念、ブランドのネーミング・タグラインなど覚悟の象徴となるアイデンティティの共創を通じて価値提供を行う。

太田 伸志

株式会社スティーブアスタリスク 代表取締役社長
1977年宮城県生まれ。クリエイティブディレクターとして、広告企画や商品開発を多数手がけると同時に、地域ブランディングにも積極的に取り組む。また、武蔵野美術大学や東北学院大学の講師も歴任するなど、大学や研究機関との連携にも力を入れている。作家で唎酒師でもある。

no.9(城 隆之)

Steve* Music エグゼクティブプロデューサー/アーティスト
実績と経験に基づく緻密なサウンドデザインと幅広い音楽性を併せ持つ作曲家。アーティスト活動と平行して、TVCMやWeb広告、映像作品など数々の音楽を制作。最近では他アーティストのプロデュースや執筆、音楽ガジェットの開発など、その活動は多岐にわたる。

音が鳴ったら、全て手に音楽になる可能性がある

音楽づくりにどっぷりハマったきっかけは、意外にも「サンプリングミュージック」だったというno.9。「音が鳴ったら、全てに音楽になる可能性がある」というのが音楽家としてたまらないそう。
サンプリングミュージックとは、よくヒップホップなどのジャンルで用いられる手法で、いろんな音(曲でも環境音でも音であればなんでもOK)を録音しては重ねたり、繋げたりすることでリズムやメロディーをつくっていく作曲方法のひとつです。この番外編でも実際に収録現場にあったお菓子の袋などを使って、まさに目の前で音楽をつくっていきました
太田さんもかくさんも、目の前でサンプリングをするのは初めて。最初は「?」が浮かんでいた2人でしたが、お菓子の袋の音を改めてイヤホンから聴いてみると「ちょっとすでに音楽っぽい」、「なんか心地いい」など音が音楽に変わっていく瞬間を発見していきました。

つくっている自分が驚くようなかっこいいハプニングに遭遇する

「音楽って作るの難しそう」というところを打破できるのが「サンプリングミュージック」の面白さだとno.9は気付いたそう。日々の生活音を録音し、それを編集して音楽に変換することがとにかく面白く、夜な夜な制作してしまうといいます。作為的につくれない、もっと言えばハプニングで出来上がる曲だからこそ、つくっているno.9でもとんでもなくカッコいい瞬間に遭遇することもあるんだとか。「上手くいかないかもしれない、これはどんな音になるんだろう」といった好奇心こそが良いものを作っていく材料になる。太田さんも、かくさんもその声色から、興味関心をそそられている様子が伺えて、作り手と聞き手の関係性も感じられる面白い回となりました。

あとがき:本当にいいものは、理屈から生まれない

さて、今回の番外編もいかがだったでしょうか?
これまではたくさん話して広がった話の中からその人の魅力、新たな一面の発見をしてきたnewton radio。今回は今までで最も喋らなかった回かもしれません。でも目の前で音を録って、それを音楽にしていくという時間の経過をリアルタイムでパーソナリティと共にするというラジオの楽しみ方を満喫できる回になったのではないでしょうか!
プロの音楽家の耳に聴こえている可能性を、no.9の話を聴くことでリスナーである私たちでも見つけることができました。理屈では語れない良い音楽が生まれる過程をぜひ音声でお楽しみください!

newton radio番外編は、まだまだ続きます。次回もお楽しみに!

※この記事では要点だけをまとめていますので、生の「声」を収録した音声版で聴いてみたい方はこちらから!

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