ちょっと未来、人間いらない(2)
「人工知能(AI)」といっても、意味合いは様々。
2030年が人類の「分岐点」となるだろう根拠は……
その頃に汎用AIが登場する可能性があるから。
今現在も進化し、世の中に広く出回っているAIは
「特化型人工知能」であって、汎用タイプではないので
同じAIといっても別モノ。部分的に人間の「機能」を代替してくれる
弱いAI(特化型AI)は世界構造そのものを変革することは
おそらく、ナイ。
だが、強いAI=汎用人工知能はちがう。
汎用AIを開発した人、国、グループが覇権を握り
「神」のごとき力を手に入れるという未来は
実は、リアルなものとして存在していて
その時が到来してからでは
なにもかもが遅すぎて、ただただ
巻き込まれて、予測不能の世界でAI にただ
「生かされる」だけの時代になっているという
確率はけして低くないように感じる。
幸い、決定的なことはまだ起きていない(と思う)。
幸運なのは、その時までに猶予があるということ。
与えられた猶予期間が10年という人もいれば
20年という予測もある。
大事なのは、その「時」をどう使うのか?
仮に、2030年に仕事を失う未来があるとしても
それまでの12年という時間に出来ることはアル。
過去の延長線上にない未来を創造する時間が
私たちには残されている。
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