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第十五話 ニュートキオ稼働日記⑥ 前任者はエスパー。確率良い台に座れたって負けるぞ!

ニュートキオの台選び。

釘が見れれば釘を見れば良い。
ただ鳴きが良くても拾いが良くても、最後は役物確率。

役物の“クセ”が勝敗を分ける。

クセは見ただけではわからない。

だからニュートキオは面白い。

朝イチから打たない時は、すでに良く当たってる台を狙う。
鉄則だ。

良台を朝から閉店までタコ粘りする人もいれば、用事があってヤメてく人もいる。

そのやめられた良台を打つ。

つまり確率が良い台を打つ。

台選びの鉄則だ。

確率が良くても、エスパーのように見切って帰る人もいるので困るのだが。

今日も夕方にフラッといつものホールへ。

ニュートキオの島を覗くとそそくさとヤメて行く人。
確率を見ると
“1/21”
回ってなけれぱ意味が無いが、大当りは28回。

「チャンス!」

すぐさま台キープ。
気分は勝った気だ。

スランプグラフから5,000玉は持ち帰った形跡。

「合わせて万発まで届かせていただきます。」

謙虚な気持ちを忘れぬよう、心を落ち着かし実戦スタート。

千円投資。鳴きはまぁまぁか。
二千円投資。サクっとは当たらないな。
三千円投資。おいおい。
四千円投資。拾いもそんなに悪く無いのに。

五千円目でやっとSRからV。10Rで嬉しい。

わかってはいる。トキオは大波を持っていることを。
1/23と確率に少し不安を覚えながら続行。

早い当たりがついてきた。しかも10R&10R。
一気に出玉はプラス域へ。

「やっぱり行けちゃう台じゃん」

まさに一喜一憂。ラウンドに大きく助けられていることを忘れてしまうのがニュートキオ。

「さぁ、じゃんじゃん行こう!」

続行。

コハマリ3Rからのお詫びの即連4連チャン。
SRも動きが良く、信頼度50%。
確率は1/21に戻り、出玉もプラス2,500玉。

「コイツはこっから出るヤツだな」

常にポジティブ。

続行。

またチョイとハマったがお詫びの一ゲーム連✕2。
ハマりで出玉は停滞も、

「停滞はよくある。時間はあるし、まだまだ行こうや」

続行

ハマってお詫びの連チャンがついて来なくなる。

SRにも全然行かない。

ノーマル→柱ブロックがムカつく程多い。

そしてラウンド振分けも…。
と思ったがそんなに振分けは酷い訳では無い。
ここまでが良かっただけだ。ここまでラウンド振分けで出玉があったことに気づく。

出玉はプラス1500玉程。確率は下がったと、言っても前任者と合わせて1/23。
大勝ちは難しいとしても、少しは増やしていきたい。

続行。

ダメだ、当たらない。

というか、鳴きも拾いも急変だ。

出玉は全て飲まれ一気にマイナス域に。

確率も1/27まで下がり、気力も尽きた。

138ハメたまま無念の終了。

マイナス1250玉。

確率良い台をハイエナできても、何故か負けてしまうニュートキオ。

だから面白い。

鳴き数 551 大当り 17 確率 1/ 32
ラウンド 10R/ 7 5R/ 4 3R/ 6
SR当 7 回 ノーマル当 10 回
鳴き 12.0 /K 拾い 43.2%
役物確率 1/ 14.0
出玉 -1,263 玉 稼働時間 3.5 時間






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