3月の美ヶ原高原に登ってきました! 旅行記vol.3
こんにちは。Vol.2で次回は過去の旅行記を書いていこうと書いたな。
あれは嘘だ
引っ越しやらの新生活のゴタゴタで書けないでいるうちに、ちょっと空いた日に自転車で友人と出かけることになりましたので新しい旅行記を書いていこうかなと思います。
序章
自転車日本縦断旅行の西日本編を終えてきた友人(!?!?)に何処かに乗りに行きたいという話をした。しかし私は1ヶ月以上自転車に乗っていない。
というわけで美ヶ原高原に登ろうということになった。(アホだねぇ……)
私が今住んでいるのは長野市。しかし友人宅と美ヶ原は松本にある。
導き出される答えは―――
不幸から始まる朝
―――現在朝6:40、長野駅前。長野駅に着いた私は輪行準備RTAに勤しんでいた。普段なら自走で行ったであろう松本。しかし1ヶ月以上自転車に乗っておらず、加えて松本に行くことが目的ではなく行った松本からのヒルクライムが今回の目的。
というわけで輪行に甘えた私。乗りたい電車は6:54発松本行き快速。時刻は前述。自転車は裸のまま。
さ、て、と。
急げぇぇぇぇぇぇ!!!
生憎私の輪行袋は横型。頑張れば7〜8分で入れ終わる。
無事に入れ終わり後は切符を買って電車に乗るだけ。
券売機の時計を見ると…50分!これなら間に合う!51と文字が変わると同時に切符を回収し、急いで改札機へ。輪行しているために改札機を通るのは少し苦労する。
切符を入れ、輪行袋を体の前で押し出しつつ突破。位置を整えてから切符をかいしゅ…
うしようとしたところで後ろから来ていた、普段の性活ではおそらく早く挿れたくて仕方のないくせに早r………○漏であろうせっかちな男が即座に切符を入れてしまい、私の切符は回収する前に改札機に吸い込まれてしまった。そして自分の切符を回収した奴は体を捩じ込むように無理やり突破して歩いていった。(ちなみに3レーンあって他2レーンは人は居なかったよ🖕)
すぐさま駅員さんに頼み私の切符を取り出して貰うが、少し手間取ってしまい…
急いでホームに向かうが階段を降り始めたところでプシューというドアが閉まる音。
\(^o^)/
50分、駅構内で待機し、1時間遅れて松本に到着しましたとさ。
リハビリライド(笑)
そもそもこのライドは1ヶ月ぶりに自転車に乗る私が、150キロも200キロも、はたまた3日かけて行くようなライド前にリハビリのように乗っておきたいということで友人に話したものだった。なのになーんで雪が残る美ヶ原高原まで登ることになったかなぁ!?
楽しかったので良いんですけどね。
閑話は休題し、松本の友人宅にお邪魔して余計な荷物を置いた私は、普段より朝ごはんの時間が早かったことを忘れるというプレイングミスをしたことに気付かず(後でちゃんと後悔します)、友人と意気揚々と走り出した。
雲ひとつない快晴、標高のために気温こそ高くは無いが日差しのおかげで暖かい。ちょうどよい気候。
とはいえ日陰になる時間の多い場所ではまだ大分雪は残っていた。最近ロードのタイヤを25Cから前:30C後:32Cに変えたので急坂で無ければ意外と進んでくれる。あとは貧脚だからスプロケを11-34Tにしたい…笑
序盤も序盤の最大勾配22%にキレつつ、美鈴湖に到着。距離的にはここからが本番なのだが、もう帰ってもいい程度に満足してる。
美鈴湖から登っていく
さてここからが本番だぁ…(死んだ目)
道なりに進んでいくと冬季ふうs何も見なかった。いいね?
冬季封鎖前の去年だったらもっと意気揚々と登っていくのだが、久々のライド。さらに久しぶりのヒルクライム。そんなメンタルも足もあるわけが無い。グダグダとインナーローで進んでいく。こんな時は隣を走る友人のフロント38Tリア48Tの激軽ギア比がうらやましい。おっも…
(中略)おもいでの丘まで来れば、あとは下ってちょい登るだけ。長かった…。朝飯が早く、時刻は13時。カロリーメイトだけでは補給が足りず、友人の持っていたウィダーを貰ってしまった。危なかったでぇ。
思い出の丘から進んでいくと、ローディーとすれ違う。良かった!!アホは俺たちだけじゃなかったんだ!!(すれ違った名も知らぬローディーさんすみません!!)
そして最後の登坂でハイキングしているシニアの皆さんを追い抜いたら…
美ヶ原自然保護センターにゴーーーーーーール!!!
さて、いつもの自販機でジャンして、カロリー摂取するk
あれぇ?おかしいな、いつもの自販機が営業していない/(^o^)\
よってこのまま王ヶ頭に登ることとなった。自転車はさすがに邪魔なのでおいていこう。
不幸は連鎖する
雑談をしながらすっからかんの体に鞭打ってのっそりとした歩みで進む。友人の彼はアウトドア系の靴だが、一方の私はビンディングシューズ。歩いている方々は案外いるもので皆さんはちゃんとした防寒着に靴、ストックを持っている。しかし我々にそんな上等な装備は無い。王ヶ鼻の方向はさすがに雪深すぎたので行くのを辞めた。
ぶっちゃけ装備が貧弱というか雪山をなめているといっても過言ではなかったろう。ダーウィン賞受賞した富士山の彼のようになっていてもおかしくはなかった。
ただ生きて帰ってきて今がある。後悔先立たずというが、繋がる次に備えてちゃんと反省すればよい。
王ヶ頭ホテルにはさすがに売店とカフェがある。このままだと帰る最中にハンガーノックになってしまう。
うーーん。開いてない。なんでぇ!?
聞いてみると、営業は14時まで。現在時刻は14時15分。やらかした…
少しでいいからカロリー摂取しなければ!!!
と思い、有料トイレを使うためホテルの中に入ると自販機発見。
即座にジャンをし私は敗北。400円のコーラうめぇ!(´;ω;`)
そんなこんなでホテルを後にし自然保護センターに向かっていると、先ほど自転車で追い抜いたシニアの皆さんに遭遇。おじいさんの一人に話しかけられ少し話をした。聞くところによると82歳だという。おじいさんの風貌はもっと若い、70代、あるいは60代といってもいいくらい若く見えていたので非常に驚いた。やはりアクティブ老人は若く見えるのか…
その後自転車を回収した私たちは、下り始めた。と言いたいが実はここから思い出の丘までが結構疲れる。ダウンヒルのスタートだ、と上機嫌な自転車乗りを白目にさせるこの登りは良くない。
写真にもあるように雪が残る場所は標高が高いエリアには割とある。かなり注意して走るのだが友人の早いこと早いこと。彼の42Cのグラベル性能を加味して、私がチキンなのか彼が命知らずなのか…
無事帰還(あと番外編)
事故もケガもなしに帰ってこられて本当に良かった。実は雪ではなく普通の段差に殺されかけたのは秘密だが。
帰ってくるともう時刻は16時半。長野に帰るのも手だが友人に今夜泊めてほしいと頼んであった。一旦友人宅に帰り、そして近くの銭湯へ。面白いことにその銭湯で私と今日行った友人と同じサークルの同期と出会う。福岡から来ていた弟を案内してたという。ちょうどいい機会なので、一緒に近くの中華料理屋で夕食にした。
翌朝は、何があった?正解はWBC準決勝だ!!!
起床した後、友人とテレビで観戦し、村神様の決勝打に歓喜した。
それが終われば帰宅の準備。時間が時間だったので友人に勧められた近くのカレー屋に一緒に行った。
ウェルカムカトマンズという店だ。この店はナンのおかわりが無料だという。素晴らしい!!!
久しぶりのライド。とっても楽しかった!次はどこに行こうかな。
次回は今度こそ過去の旅行分を書きたいですね。その次は今月末に家族での旅行が決まっているのでそれの投稿をします。