秋の畳平はとても良い景色でした。 旅行記vol.4
これは昨年(2022年)の10月頭。サークルの人たちで乗鞍畳平まで行くことになった話です。
秋の乗鞍と言えばそれは良い紅葉がみられることで有名だ。サークルの同期とだけ行く話でいると、先輩たちも行くらしいということで割と大所帯で向かうことに。車を持っている先輩たちは車に乗せて乗鞍観光センターに来て畳平に向かうのだが、我々1年は自走。
一部の先輩は自走で行くそうで、何チームかに分かれることに。私のいるチームには、われらが部長を含め全部で4人。そしてその部長は優しいことに引いてくれるという。こんな先輩になりたいものです。(わけあって反面教師な部分もあるのだが名誉のために…)
観光センターに着いた一行はしばらくゆっくりした後スタートした。いやみんなはっや…。
しばらく一人で進むのだが、以前北海道に一緒に行った友人に追いついたので一緒に行くことに。(北海道の話は追々書きますが、時間がかかるので。)
またさらに進むと、私たちを引っ張ってきてくれた部長に追いついた。普段ヒルクライムがとても速い先輩だが、今日は全引きしていただいたのが原因で疲れているようで。
とはいえ私からすれば結構なハイペースで進む。この日はとても天気が良い。ただ写真を撮るのは下るときにして、頑張って登ることにした。
一般の方幾人かと抜きつ抜かれつしているうちに知る姿が見えてきた。彼はvol3で登場したMARIN乗りだ。前日ランニングで美鈴湖まで走ったせいで筋肉痛だそうで、普段はヒルクライムが得意な体力お化けなのに今日は苦しそうだった。なんなら彼と走る機会は多く一緒に走ると彼が先行することが多いのだが、今日は私の方が早かった。
序盤のペースだと1時間40分を切れそうだったが体力が持つはずなく、ゆっくり走ったので結果は1時間54分。
恒例の弊サークル恒例のジャンをし、金欠だという先輩が敗北。コロッケを食べた。
上の写真を撮った直後悲劇は起きた。景色の良さ、ダウンヒルの爽快さに有頂天になっていた私は少しスピードを出しすぎた。
カーブが見えてきたのでブレーキをかけようとすると
おそらく大きめの石で跳ね
ブレーキが間に合わず
横滑りしながら壁に突っ込んだ。
壁に衝突した直後、吹っ飛び意識は朦朧。後ろから来ていた友人に救護をしてもらった。本当に感謝🙏
正直崖側に突っ込んでいたら死んでいただろうし、車が来ていれば事故っていた。
ちなみに自転車はアルミだったこと、横滑りした際私の体が先に進む形となり私の体がクッションになったことでまさかのほぼ無傷。
一方私の体はというと、左側から突っ込んだため左腕が特に痛くリアブレーキが十分に使えない。加えて、1か月半あばらが痛かったので恐らく肋骨にひびが入っていただろう。
「帰るまでが遠足」をしみじみと感じた。こんな心構えの奴は大学ではなく小学生からやりなおすべき――――
――――悪くないな…
戯言はさておき、これが私のダウンヒルに対する心構えが大きく変わったかといえばそうではない。なぜならダウンヒルの落車は2度目だからね。
とはいえ、さらに注意するようにはなった。自転車と末永く付き合っていくには体が資本だ。楽しむために体を慮り、リスクヘッジしようと思わせてくれた。
次回は前回予告通り家族旅行です。自転車は登場しません!